大雪_令和3年12月7日から12月21日まで
黒い食材
大雪_暦も師走に変わり、いよいよ冬本番を迎えようとする頃です。
この時期に美味しい食材として思い浮かぶのが、大雪の雪の白いイメージから〝大根〟や〝蕪〟がありますが、薬膳料理の世界では、冬は〝黒い食材〟を摂ると健康に良いとされるそうです。
冬に働きの鈍くなる腎臓機能を活性化させるのが、薬膳では〝黒い食材〟と呼ばれるキクラゲ、シイタケなどのキノコ類、黒ゴマ、ゴボウ、海藻類です。
冬の薬膳料理には、これらの〝黒い食材〟が多く使われます。
冬の季節、寒い外気を避け暖かくした室内にこもることを〝冬籠り〟と呼びますが、この室内での美味しい友が〝ふろふき大根〟と〝ぶり大根〟でしょう。
熱々をハフハフいただきながら呑む熱燗は、冬籠りの時期の醍醐味です。
今回の特集は、フランス料理特集の秋元さくらシェフ「秋元さくらのパーティ皿」とシェフの知恵は「慈姑/くわい」です。
『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹