二日酔いを防ぐ
霜降の初候_「霜始降/しもはじめてふる」この時候に「柿」をいただきます。
霜始降_10月23日から10月27日
霜始降_霜が初めて降りる頃。農作物の収穫の時です。
十三夜「後の月」
秋の月を愛でる日、旧暦八月十五日の〝中秋の名月〟の十五夜に対し、旧暦の九月十三日の十三夜は〝後の月〟と呼ばれます。
また、十三夜の頃に収穫される作物にちなみ、栗名月、豆名月などとも呼ばれます。
十五夜と十三夜の二晩に月見をすることを〝二夜の月〟と言い、十五夜を見て、十三夜を見ないのは〝片見月(かたみつき)〟として忌み嫌われました。
秋が深まった十三夜の月見は、物悲しさも漂います。
正岡子規の「後の月つくねんとして庵にあり」 は、庵の病床からひとりポツネンと月を見る子規の様子が伺われ、寂寥感が漂います。
柿_がん予防効果に注目
柿_カキノキ科カキノキ属 の落葉小高木。東アジア原産 で日本や韓国、中国に多くの在来品種がある。昔から「柿が色付くと医者が青くなる」と言われるほど、栄養成分の多い果物。
【選び方】張りのあるヘタが皮に貼りついているものが新鮮。ヘタの下まで皮が色づいていて艶のあるものが良い。
【保存の方法】常温だと二日ほどで柔らかくなるので、ポリ袋に入れて冷蔵庫保存。柔らかくなったら冷凍してシャーベットにしても美味しい。
【生産地】富有柿で奈良県、福岡県、岐阜県、和歌山県など。
【旬の時期】品種によるが、日本で最も多く栽培されている富有柿で10月下旬から12月中旬が旬。
【栄養】ビタミンCが豊富で、風邪のウイルスの働きを抑える効果があり、インフルエンザなどの感染症を予防。カロテノイドの一種で、強力な抗がん作用を持つとされるβクリプトキサンチンを含むためがん予防効果に注目される。渋みのもとであるタンニンにアルコール分解作用があり、カリウムの利尿作用と合わせて、二日酔いの元になる有害物質を有効に体外に排出する。
以上、『旬の野菜の栄養辞典』より