低カロリーで高タンパクなダイエット食材
小寒の末候_「雉始雊/きじはじめてなく」この次候に「車海老(くるまえび)」をいただきます。
雉始雊_1月15日から1月19日
雉始雊_雉(キジ)のオスがメスを求めて鳴き始める頃。
小正月(こしょうがつ)
小正月は晴れの日の食べ物である小豆粥を食べ、女性たちが忙しかった松の内を終えて一息つく女正月でもありました。
かつて1月15日の小正月は男子の元服(げんぷく・げんぶく)の日とされていたため、政府により「成人の日」と定められていましたが、2000年から1月の第二月曜日となりました。
また、小正月とは関係ありませんが、江戸時代には女性が結婚した際に、眉毛を剃り、お歯黒で歯を染め、丸髷(まるまげ)に結ったことも元服と呼んだそうです。
車海老_殻の色素がコレステロール吸収
車海老(くるまえび)_クルマエビ科、全長20cm前後。北海道南部以南の内湾や浅海に棲み、淡褐色の殻に茶褐色や青褐色の横縞がある。全長10cm以下は「才巻き海老(小巻き)」と呼ばれる。味も姿も良い高級海老で、成長が早く、市場に流通するのはほとんど養殖もの。
【選び方】殻付きを求め、身が締まって脚などが揃っているものを、活け海老は、おがくずに入って流通する。冷凍物は頭がついていれば、新鮮なうちに冷凍された証拠。
【漁獲地】車海老の天然ものは、愛知県、愛媛県、福岡県など。養殖は沖縄県、鹿児島県、熊本県など。
【旬の時期】車海老は養殖がほとんどで、一年中出回るが、本来の旬は冬。
【栄養】高タンパクで低脂肪でダイエット食に向く。旨味成分の遊離アミノ酸、グリシンの含有量は冬に多くなる。殻の色素アスタキサンチンには抗酸化作用があり、キチン・キトサンはコレステロールの吸収・排出を助け、肥満予防や免疫向上に役立つ。
以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より