卵
卵は物価の優等生
〝卵は物価の優等生〟という言葉がある通り、戦後一貫して1個20円ほど、安くて身近な食材です。加熱前は液体なので、出汁や牛乳、豆乳、調味料などと混ざりやすく、幅広く活用できます。生で食べるほか、蒸す、焼く、煮る、揚げる、と日本料理の「五法」の通りに尽きなく展開できます。
【選び方】殻がザラザラしているもの、割ったときに、黄身がこんもり盛り上がり、白身が水っぽくないものが新鮮です。黄身の色が濃いか薄いかは飼料にもより、殻の色の白と茶色は鶏の種類の違いによるものです。
【栄養】良質なタンパク源です
ご飯
土手に盛るご飯がポイント
まず卵かけご飯を食べる時のコツといたしましては、ご飯をお茶碗の真ん中に土手として盛ってみてください。
それから卵を黄身と白身に分けてください。
醤油をご飯にかけます。
卵と醤油を混ぜると醤油が下に沈んでしまうからです。
白身と黄身をそれぞれ土手の反対側に入れます。
食べ方
一杯のご飯が3度美味しい
ご飯の土手の上に薬味をのせます。この薬味はお好みでワサビや海苔をのせてもよろしいです。
まず白身から食べてください。
次に黄身を食べてください。
最後に黄身と白身を混ぜながら食べると三つの味が楽しめます。
卵かけご飯味三昧でございます。
「お浸し」であるとか「豆腐」などと一緒に召し上がりますとすごくバランスが良くなります。
同じ〈卵かけご飯〉でもちょっと贅沢な感じを楽しんでください。