健康力アップ
清明の初候_「玄鳥至/つばめいたる」この時候に「アーモンド」を頂きます。
玄鳥至_4月4日から4月8日
玄鳥至_東南アジアで冬を過ごした燕が、数千キロを飛んで日本に戻ってくる頃です。燕は人家の軒先などに好んで巣を作ります。また、燕が巣を作った家には幸せがやってくるとされたため、昔の人は燕が巣を作ることを歓迎しました。
4月8日はお釈迦様の誕生日、灌仏会(かんぶつえ)です。花が咲き誇る時期ですので〝お花まつり〟と呼ばれます。お釈迦様が生まれたときに甘露の雨が降ったと伝えられるため、たくさんの草花で作った「花御堂」に誕生仏を祀って甘茶をかけてお祝いをします。
この甘茶で墨を擦り、お呪いを書いて戸口に貼ると虫除けとなると言われています。
アーモンド_老化抑制に
バラ科の落葉果実で甘扁桃(かんえんとう)と苦扁桃(くへんとう)があり、甘扁桃の種子の仁が食用にされる。原産はアジア西南部。
【食べ方のヒント】そのまま食べたり、細かく砕いてサラダにかける、すりつぶして和え衣やパン粉と混ぜて変わりパン粉としても良い。
【保存の方法】密閉容器に入れて保存。大袋などで購入した時は小分けにして冷凍庫で保存。
【産地】南ヨーロッパ、オーストラリアなどでも栽培されるが、アメリカ合衆国カリフォルニア州が最大の産地。日本では香川県、鹿児島県、宮崎県、山形県で栽培されている。
【旬の時期】日本では3月から4月に種を植えると、7月から8月に実が熟す。
【栄養】ビタミンEの含有量が極めて高く。10粒くらい食べると、一日に必要な摂取量を摂ることができる。ビタミンEは「老化抑制ビタミン」とも呼ばれる強い抗酸化作用がありガンや動脈硬化の予防に効果がある。またオレイン酸が多く、血液中の悪玉コレステロールを覗く働きをする。
以上、『旬の野菜の栄養辞典』より