意外に古いサンチュ(レタス)の歴史
小暑の末候_「鷹乃学習/たかわざをならう」この時候に「サンチュ/掻きぢしゃ」をいただきます。
鷹乃学習_7月17日から7月21日
鷹乃学習_鷹のヒナが飛び方を覚えるころ。やがて独り立ちをして巣立ちます。
立秋の前日までの18日間を土用と言います。暑さが一段と厳しくなる「土用の丑の日」には〝うなぎ〟を食べるのが有名ですが、他に、〝うどん〟〝瓜〟〝梅干し〟〝卵〟〝しじみ〟など精のつくものも食べられました。
また、土用の丑の日には「きゅうり加持」の祭祀が行われます。
「きゅうり加持」では、祈祷によって〝きゅうり〟の中に病気や災いを封じ込めてから、土中に埋めます。
〝きゅうり〟が土に還るときに、災いなども一緒に消え去るとされます。現代も多くの寺院で行われています。
以下,「総本山普通寺HP」(弘法大師生誕の地)より
梅雨が明け、本格的な暑さがはじまる土用丑の日に、きゅうり加持が行われます。体力が衰えたこの時期に、暑い夏をつつがなく乗り切るため、当病平癒や身体健康を祈願するのがきゅうり加持です。弘法大師空海がひろめたと伝わる秘法です。
善通寺では、願主のお名前と、秘密の呪文を書写してきゅうりに病苦を封じ込めます。そして不動明王の前にお供えして護摩を焚き、息災を祈る祈祷が行われます。護摩の炎とその香気はお不動さまに届き、お不動さまからの功徳がわれわれにもたらされます。そして祈祷により供養されたきゅうりは法会の後に土にもどされます。願主には護符が授与されます。
サンチュ_貧血の予防に
サンチュ_サンチュは韓国名で和名は「掻きぢしゃ」「包み菜」で、結球しないレタスの仲間である。また、「ちしゃ(萵苣)」はレタスの和名であるが、サンチュは成長した葉を下から掻き取って食べる「掻きぢしゃ」という種類に属す。ちしゃの歴史は古く、江戸時代には良く食べられる野菜となり、なますや煮物に使われていたが、戦後に消費量が減った。近年、焼肉をサンチュで包んで食べるのが普及し、再び親しまれるようになった。
【保存の方法】保存の効かない野菜なので、その日のうちに食べるようにする。余った場合は保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存する。
【選び方】鮮やかな緑色をしていて瑞々しく、切り口が変色していないものを選ぶ。
【産地】千葉県、愛知県、茨城県、三重県、群馬県など。
【産地】周年出回るが、旬は初夏。
【栄養】含有するビタミンえは熱に強く、体内で脂肪の酸化を防ぎ、血液の循環を良くして腎臓や心臓の働きを助ける。その強い抗酸化力は老化を予防し、ビタミンAとともにガン予防に役立つ。また鉄分も多く含んでいるので、貧血の予防に効果的と言える。
以上、『旬の野菜の栄養辞典』より