1. アンチョビを効かせて

  2. クレソンを添えて

  3. フレンチで春野菜

  4. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  5. 春中華

  6. 白菜使い

  7. 古賀純二のソース

  8. 基本の出汁野﨑洋光

  9. 雑煮 三題

  10. 江戸のおせち壱山﨑美香

  11. 江戸のおせち弐山﨑美香

  12. 濱崎泰輔マンマのトマトソース

  1. 霜止出苗 アンチョビ編

  2. 鴻雁北 蕨編

  3. 雀始巣 浅葱編

  4. 土脈潤起 鱵編

  5. 桃始笑 独活編

  6. 東風凍解 小松菜編

  7. 款冬華 カリフラワー編

  8. 芹乃栄 白子編

  9. 鱖魚群 青梗菜編

  10. 閉塞冬成 ローズマリー編

  11. 金盞香 水菜編

  12. 楓蔦黄 キャベツ編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

「初恋の日」に林檎を食す

霜降の次候_「霎時施す/しぐれ ときどき ほどこす」 この時候の旬菜「林檎/りんご」をいただきます。

霎時施す_10月29日から11月2日

通り雨の時雨がパラパラと降り出す晩秋の候。
初時雨はまた山里の人々と動物の冬支度の合図でもあります。
明治二十九(1896)年10月30日島崎藤村の初詩集『若菜集』が発表されました。
その中に収められた『初恋』は特に有名な作品のひとつです。
この詩にちなんで、詩集が発表されたこの10月30日が「初恋の日」となりました。

『初恋』島崎藤村
まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛(はなぐし)の
花ある君と思ひけり

やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり

_初恋をついこの間のことと感じるか、遠い昔になりにけりと偲ぶか
君より貰いし林檎を食しながら、じっくり思い出に浸りましょう。

林檎/りんご_有機酸が美容と健康をバックアップ

バラ科リンゴ属。ヨーロッパで古くから果実として栽培され、日本には明治初期に伝わった。春、枝頂に微紅色の五弁花をつける。果肉は花托が発達したもので、甘酸っぱく芳香がある。甘味成分は果糖やブドウ糖などの糖分で、どちらも吸収されやすく、素早くエネルギーに代謝される。

【選び方】皮に張りと艶があり、実がよくしまっているもので、赤味が尻の部分まで回っていたら完熟のサイン

【保存方法】温度差に弱いので、ポリ袋などに入れて冷蔵庫で保存を

【旬の時期】10月中旬以降が旬

【産地】青森県、福島県、長野県、秋田県、群馬県など

【栄養】水溶性食物繊維が多く、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸などの有機酸を多く含み、カリウムも豊富

 

フランス料理「シエル エ ソル」
音羽創 シェフ「白菜とリンゴのサラダ」

みずみずしいリンゴと白菜を生でたっぷりといただくサラダ

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