1. アンチョビを効かせて

  2. クレソンを添えて

  3. フレンチで春野菜

  4. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  5. 春中華

  6. 白菜使い

  7. 古賀純二のソース

  8. 基本の出汁野﨑洋光

  9. 雑煮 三題

  10. 江戸のおせち壱山﨑美香

  11. 江戸のおせち弐山﨑美香

  12. 濱崎泰輔マンマのトマトソース

  1. 霜止出苗 アンチョビ編

  2. 鴻雁北 蕨編

  3. 雀始巣 浅葱編

  4. 土脈潤起 鱵編

  5. 桃始笑 独活編

  6. 東風凍解 小松菜編

  7. 款冬華 カリフラワー編

  8. 芹乃栄 白子編

  9. 鱖魚群 青梗菜編

  10. 閉塞冬成 ローズマリー編

  11. 金盞香 水菜編

  12. 楓蔦黄 キャベツ編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

みずみずしい桃のすっきり爽やかなデザート

大暑の末候_「大雨時行/おおあめときどきふる」 この時期の旬菜「桃/もも」を爽やかなフレンチのデザートでいただきます。

大雨時行_8月1日から8月7日

この時候に行われるのが、東北の大祭「青森ねぶた祭り(8月2日から7日まで)」です。熱く血潮が湧いた祭りのあと、やがて風は涼やかになり、夕立や台風で雨が多くなる時期ともなります。

桃_老化抑制、疲労回復に効く

バラ科サクラ属の落葉樹の実。原産国は中国黄河上流の高原地帯。樹高3mから8mで、春先に桃紅色の花をつけ、実は夏に出回る。紀元前5世紀からすでに栽培していたという説もあり、1世紀から2世紀にはペルシャへ、その後ヨーロッパ、地中海沿岸へ伝わった。日本では縄文や弥生時代の遺跡から桃の種が出土しているが、日本古来の山桃で奈良時代に伝わった毛桃(けもも)を次第に桃と呼ぶようになったらしい。現在では白桃、白鳳、大久保などの白肉種が生食用として出回り、果肉が固い黄肉腫の缶桃や錦などは缶詰にする。

【選び方】ふっくらときれいな丸みがあり、全体的に赤みが濃いものを選ぶ。皮の赤い部分に白い斑点が出ているものは、ほどよく成熟している

【保存方法】未熟なままで冷やすと甘みが出ず、熟していても冷やしすぎると甘味が抜けてしまうので、冷蔵庫に入れるのは食べる2から3週間前に

【栄養】桃は瑞々しく、その甘味成分は主に果糖で、体内への吸収が早く、効率よくエネルギー源となるため、疲労回復に効果を発揮する。皮の近くには、強い抗酸化性のあるポリフェノール成分のカテキンを含み活性酸素の抑制や細胞を修復するため、がん予防や老化抑制に効果を発揮する

以上、『フランス食の辞典/日仏料理協会』(白水社刊)より

フランス料理「ル・スプートニク」
髙橋雄二郎 シェフ「桃のコンポート 大葉のグラニテ」

みずみずしい桃のすっきり爽やかなデザート

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