認知症を予防する
大暑の末候_「大雨時行/たいうときどきふる」この時候に「糸瓜/へちま」をいただきます。
大雨時行_8月2日から8月6日
大雨時行_この時候には夏の雨が時折激しく降ることがあります。入道雲が立ち上り雷と共に夕立もあります。
この時期の夏祭りに「秋田竿燈まつり」があります。
令和六年は8月3日から6日の日程で行なわれます。
長い竿を十文字に構えて、いくつもの提灯を帆のように吊るして掲げます。
大きいもので「大若」と呼ばれる、46個の提灯がつけられた12メートルの竿燈もあり、風にしなる重量のある竿燈をバランス良く手や額、肩、腰で支える差し手の技が見せ所です。
差し手達が操る竿燈の数は200本以上あり、1万個もの提灯が、秋田の町に「光る天の川」を作り出して、幻想的な夏の夜空を作り出します。
「生(お)えたさあ、生えたさあ」と威勢の良いかけ声が秋田の街に響き渡り、五穀豊穣を祈ります。
糸瓜_利尿作用あり
ウリ科ヘチマ属の植物。インドが原産とされる。日本には江戸時代に中国から伝わる。一般的にはタワシや化粧水の原材料としてのイメージが強いが、鹿児島では「いとうり(糸瓜)」沖縄では「ナーベラ」と呼ばれ、繊維質の発達が少ない品種で厚く柔らかい果肉のものが夏野菜として昔から食用とされてきた。
【選び方】皮がキレイな緑色をして新鮮なものを。
【保存方法】新聞紙で包んでポリ袋に入れ冷蔵庫で保存すれば1週間ほど保てるが、なるべく早く食べる方が良い。
【旬の時期】7月から9月初旬頃が旬であるが、沖縄では一年中出回る。
【産地】沖縄県。
【栄養】葉酸が多く含まれるので、認知症予防に適している。またカリウムを適度に含み水分も約95%とおおいことから利尿作用に優れる。サボニンも含みコレステロール抑制や肥満防止にも効く。
以上、『旬の野菜の栄養辞典』より