野菜の目利き
野菜をより新鮮で美味しく
〈野菜の目利きについて〉
今回は野菜の目利きを紹介いたします。
本日は〈人参・ナス・ピーマン・きゅうり・キャベツ〉の目利きをご案内します。
〈人参〉芯の部分が小さいものを選んでください。芯の大きいものは葉に栄養がいっているため、あまり美味しくないと云われています。
また、ヒゲが多いものはあまり良くないものと思ってください。
〈ナス〉ナスはハリがあるものを選んでください。先が細くて下だけが膨らんでいる〝ひょうたん〟のような形をしたものは、また食べ頃ではありません。なるべくストレートなものを選んでください。
〈ピーマン〉まずハリとツヤのあるものを選びます。また、ヘタの形が5角形と6角形のものがありますが、画数が多ければ多いほど苦味が弱いと云われています。
〈きゅうり〉ご存知の方も多いと思いますが、トゲが沢山あるものを選ぶとよろしいと思います。
〈キャベツ〉人参同様に芯が細いくて、葉・身が詰まって重たいものを選びます。
皆様もスーパーに行かれた時に、この野菜の目利きを実践されると、新鮮でより美味しいものが食べられると思いますので、ぜひお試しください。
鯛の目利き
天然と養殖
〈鯛の目利きについて〉
「鯛の目利き」についてご説明します。
〝養殖もの〟と〝天然もの〟の違いについてです。
〝養殖もの〟と〝天然もの〟の大きな違いは、ヒレと尻尾の大きさと長さです。
〝天然もの〟は、ヒレと尻尾が大きく長いですが、〝養殖もの〟はヒレも尻尾も小さく短いです。
これは〝養殖もの〟は、狭いところにたくさんの鯛が泳がされているので、横の魚とヒレや尻尾が当たり削れてしまうからです。
また、狭いところで泳がされていることでストレスがたまり、〝養殖もの〟は少し黒ずんだ感じになります。
以上がポイントですが、〝養殖もの〟と〝天然もの〟を並べてみますと大きく違いますので、よく見比べて、違いを覚えておいてください。
鯛のレシピ
鯛のグージョネット・タルタルソース
鯛などの白身魚をわかさぎに似た「グージョン」という淡水魚に見立て、フライにした料理。
棒状に切ってから手で転がし、より形を似せます。
揚げたてのサクサクのうちに、絶品の自家製タルタルソースをたっぷりつけてどうぞ。
フランス料理「エックス」
山下敦司 シェフ「鯛のグージョネット・タルタルソース」
▲画像をクリックすると料理塾のレシピへ移動いたします