1. アンチョビを効かせて

  2. クレソンを添えて

  3. フレンチで春野菜

  4. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  5. 春中華

  6. 白菜使い

  7. 古賀純二のソース

  8. 基本の出汁野﨑洋光

  9. 雑煮 三題

  10. 江戸のおせち壱山﨑美香

  11. 江戸のおせち弐山﨑美香

  12. 濱崎泰輔マンマのトマトソース

  1. 霜止出苗 アンチョビ編

  2. 鴻雁北 蕨編

  3. 雀始巣 浅葱編

  4. 土脈潤起 鱵編

  5. 桃始笑 独活編

  6. 東風凍解 小松菜編

  7. 款冬華 カリフラワー編

  8. 芹乃栄 白子編

  9. 鱖魚群 青梗菜編

  10. 閉塞冬成 ローズマリー編

  11. 金盞香 水菜編

  12. 楓蔦黄 キャベツ編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

王様だけのもの

大暑の末候_「大雨時行/おおあめときどきふる」 この時候に「モロヘイヤ」をいただきます。

大雨時行_8月1日から8月6日

八朔を過ぎたあたりでは、まだまだ夏は続きます。

この時期、どこからもなく吹いてくる涼風を「夕立あとの田んぼ風」と呼んだそうです。
遠くの田んぼに降った夕立で、あたりが涼やかになり、それが風とともに運ばれてきたというものですが、
現代の都会では、アスファルトの照り返しに温められた熱風が襲ってきます。

この時候、栄養の宝庫『モロヘイヤ』で、「王様だけ」ではなく、庶民も夏に負けない体を培いましょう。

モロヘイヤ_圧倒的なβカロチンの含有量

アオイ科。モロヘイヤはアフリカ北部からインド西部が原産地と考えられ、その歴史は古く、古代エジプトではすでに食用とされていた。アラビア語で『王様だけのもの』の意味で、王の病気の特効薬として珍重され、優れた美容効果からクレオパトラも好んだという。

【選び方】葉と茎がみずみずしく、鮮やかなものを選ぶ。

【旬の時期】夏。6月から9月頃

【産地】群馬県、岐阜県、愛知県など。

【保存方法】鮮度が落ちるにつれて葉が固くなるので、新鮮なうちに食べきること。サッと茹でた後に、しっかり水切りをしてラップに包めば、冷凍保存も可能。

【栄養】βカロチン、ビタミンB,C,Eなどの抗酸化ビタミンをはじめ、カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維などを含み、その含有量がケタ違いのレベル。

以上、『旬の野菜の栄養辞典/エクスナレッジ刊』より

 

料理事例のレシピは、髙橋有希料理長の料理塾「モロヘイヤのお浸し」をご参考ください。