1. アンチョビを効かせて

  2. クレソンを添えて

  3. フレンチで春野菜

  4. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  5. 春中華

  6. 白菜使い

  7. 古賀純二のソース

  8. 基本の出汁野﨑洋光

  9. 雑煮 三題

  10. 江戸のおせち壱山﨑美香

  11. 江戸のおせち弐山﨑美香

  12. 濱崎泰輔マンマのトマトソース

  1. 霜止出苗 アンチョビ編

  2. 鴻雁北 蕨編

  3. 雀始巣 浅葱編

  4. 土脈潤起 鱵編

  5. 桃始笑 独活編

  6. 東風凍解 小松菜編

  7. 款冬華 カリフラワー編

  8. 芹乃栄 白子編

  9. 鱖魚群 青梗菜編

  10. 閉塞冬成 ローズマリー編

  11. 金盞香 水菜編

  12. 楓蔦黄 キャベツ編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

空豆で美肌づくり

芒種の末候_「梅子黄/うめのみきなり」 この時候に「空豆」をいただきます。

梅の子(み)黄なり_6月15日から6月20日

この時候、梅の実が熟し色づく頃です。
また梅雨入りとなり、これから1ヶ月近くは恵みの雨が田畑を潤します。
入梅は別名〈栗花落/ついり〉とも云い、この梅雨の時期に栗の花は咲き、雨の中散っていくことからこう名付けられました。

梅は、まだ青く熟す前の青梅を「梅酒」に、熟しかけのものを「梅干し」、完熟したものを「甘露煮」や「梅ジャム」にと用途が変わります。
昔から変わらぬの梅雨の時期の楽しみ方です。

今回は、やはりこの時期の旬菜「空豆」をいただきます。

空豆_美肌づくりに有効

マメ科。原産地は北アフリカ。世界で最も古くから栽培されているという歴史を持つ。野菜として食べるのは、完熟する前のもの。
「空豆」の名前は、さやが空に向かって直立するように伸びることに由来する。桜が咲いた2ヶ月後が、その地方の空豆の旬と云われる。
熟しきっていない空豆に多く含まれるビタミンCの抗酸化作用により美肌効果がある。

【選び方】鮮度が落ちやすいので、さや付きのものを求める。豆のふくらみがわかるものを選ぶ。

【旬の時期】露地ものの旬は4月から6月、ハウスものは8月から10月を除いて通年出回る。

【産地】鹿児島県、千葉県、茨城県、宮城県など。

【保存方法】鮮度が落ちるのが早いので、早めに調理して食べること。すぐに使わない場合は、固めにゆでて冷凍保存にする。

【栄養】炭水化物やタンパク質、ビタミンB1・B2、ビタミンCのほか、ミネラルも豊富なバランスの良い野菜。

以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より

料理事例のレシピは、夏至の特集「空豆を使った料理」をご参考ください。