1. 木の実使い

  2. 濱崎泰輔マンマのムール貝

  3. あさり使いⅡ

  4. 仏・伊のあさり使い

  5. 春は菜の花

  6. 薬膳春は青色食材

  7. 冬のほっと一皿

  8. ベトナミーズ万能ヌクマム鈴木珠美

  9. 中華の酢使い田村亮介

  10. 和食の米酢

  11. 公爵の酢バルサミコ

  12. Wine Vinegarイタリアン

  1. 牡丹華 胡桃編

  2. 玄鳥至 ムール貝編

  3. 雀始巣 たらの芽編

  4. 霞始靆 芥子菜編

  5. 草木萌動 苺編

  6. 魚氷上 滑子編

  7. 雉始雊 車海老編

  8. 芹乃栄 黒豆編

  9. 麋角解 チコリー編

  10. 閉塞冬成 菊芋編

  11. 虹蔵見 バルサミコ編

  12. 山茶始開 松茸編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

乳酸発酵について/髙橋雄二郎シェフ

 

発酵食品が豊富な日本では身近な食品です

乳酸発酵というのは、発酵食品の多い日本では身近なもので、漬物などがそうです。
あとはヨーグルトなど発酵による酸味が特徴として出てきます。

基本的には野菜に塩をして、それは常温よりも少し暖かい場所27度から30度くらいの場所において発酵が進み、菌が増えることによって酸味と旨味が増します。

世の中に発酵食品が多く出回っているところに、あえて自家製の発酵食品を作るということは、意味付けと管理が難しかったりしますが、自家製ならではの、その家庭や店でしかできない味わいというものが作れますし、余計なものを加えなくてもしっかりとした自然の旨味というもので、美味しいものが出来上がるという利点がありますから試す価値があると思います。

私のレストランでも発酵食品に関して色々とチャレンジしていますが、漬け物のように付け合わせとしてアクセントに使うものや、発酵によって得た液体を煮詰めて旨味を凝縮して使うものがあります。

例えば、シュークルートChoucroute(乳酸発酵させたキャベツ及びそれを使った料理 作り方はこちらをご覧ください/ドイツ語でサワークラウトSauerkrauto)をソースに。

また、キノコやマッシュルームに2%の塩をして、密封袋で発酵させ酸味と旨味を出したものを酸味を飛ばして乾燥させ旨味が凝縮された粉を作り、この粉を使ってクレープ生地を作ったり、キノコ風味のフィナンシュ(Financier/小麦粉、アーモンドパウダー、バター、砂糖、卵白などを使ったケーキ)などに発酵キノコの味わいを料理の補強としても使っています。

ピクルス系では液体をあえて多めにとって、この発酵液をゼラチンでジュレのようにして肉に添えたりします。

ビーツを発酵させたものはそのまま肉や魚の添え物として使っています。

発酵食品を作ること自体はそんなに難しいものではありませんが、料理にこの味と旨味の活かし方を試行錯誤することが面白いと感じていますので、今後も色々試したいと思っています。

発酵食品自体が健康に良いものですので、皆様も試行錯誤しながらご家庭でお試しください。

 

フランス料理「ル・スプートニク」
髙橋雄二郎 シェフ「乳酸発酵について」