1. 中華の落花生

  2. ベトナミーズ食感に落花生鈴木珠美

  3. パン粉色々

  4. フレンチのパン粉使い

  5. もやし沢山

  6. 目出鯛さかな

  7. もち米変化

  8. 胡麻の味Ⅱ

  9. 胡麻の味

  10. 鮭の味わい

  11. トレビスを添えてイタリアン濱崎泰輔

  12. 海苔の香を楽しむ一皿

  1. 葭始生 ピーカンナッツ編

  2. 玄鳥至 アーモンド編

  3. 雀始巣 ピスタチオ編

  4. 草木萌動 もやし編

  5. 桃始笑 バナナ編

  6. 黄鶯睍睆 高菜編

  7. 水沢腹堅 金柑編

  8. 雪下麦出 糯(もち)米編

  9. 橘始黄 鮭編

  10. 麋角解 胡麻編

  11. 虹蔵不見 トレビス編

  12. 蟋蟀戸在 温州蜜柑編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

節供料理

節句と節供

本来〈節句〉と〈節供〉は同じ意味でしたが、〈節句〉は1月7日の「人日」、3月3日の「上巳」、5月5日の「端午」、7月7日の「七夕」、9月9日の「重陽」の五節句のその日そのものを、〈節供〉は節句の日に供される供物を指すようになりました。
供物は、節句の日に神に捧げ、神と共にいただく料理であり〈御節料理〉とも呼ばれました。
〈御節料理〉には、五節句の「人日の七種粥」「上巳の桜餅・白酒」「端午の粽・柏餅」「七夕の索餅」「重陽の菊花酒」の他に、正月の膳や雑煮、小正月の小豆粥、10月の亥の子餅などもあります。
これが、江戸時代頃から〈おせち〉として正月に歳神様に捧げ、共にいただく供物/料理を指すようになりました。
正月は本来、家を清め家族で静かに歳神様を迎えるという年中行事です。
縁起の良い「御節料理」で新しい年をお迎えください。

くわい

たくさん芽が出ますように

くわいは上から芽が出ていることから、
出世を願う気持ちを込め、おせち料理に入れられる食材です。

何度か茹でこぼしてアクを取り除きながら、芽が折れないよう柔らかく煮ます。
甘い飴をからめることで、独特のほろ苦さが引き立ちます。

日本料理「山さき」
山﨑美香 料理長「江戸のおせち料理 くわい」

独特のほろ苦さと、ホクホクとした食感を楽しんで▲画像をクリックすると料理塾のレシピへ移動いたします

さわら西京焼き

新春に春告げる魚_鰆

さわらは春を告げる魚、
さらに出世魚であることから縁起が良いとされています。

甘い西京みそで漬け込むことで香ばしく焼き上がり、冷めても美味しく、
なおかつ日持ちもするので、お正月料理にはうってつけ。

日本料理「山さき」
山﨑美香 料理長「江戸のおせち料理 さわらの西京焼き」

淡泊なさわらに白みその風味をうつし、香ばしく焼き上げます▲画像をクリックすると料理塾のレシピへ移動いたします

 

八つ頭

子だくさんの子孫繁栄

頭に八の字がつくことから「出世」を願ったり、
たくさん子芋がつくことから「子孫繁栄」を願ったりと、
縁起食材としておせち料理に入れられる八つ頭。
切り方を知れば、調理は簡単です。
だしは入れず、しょうゆと砂糖だけで煮ることで、八つ頭本来の上品な味わいが活きます。

日本料理「山さき」
山﨑美香 料理長「江戸のおせち料理 八つ頭」

だしは使わず甘辛く煮しめ、八つ頭本来の美味しさを堪能します▲画像をクリックすると料理塾のレシピへ移動いたします