1. 海苔の香を楽しむ一皿

  2. みかんがアクセント

  3. きのこの味覚えのきたけ

  4. 花を散らす

  5. 葡萄の味

  6. 蕪を味わう

  7. 和でない大葉

  8. 和は大葉

  9. フレンチのローリエ使い

  10. ミント添えのベトナミーズ

  11. ブロッコリー菜菜

  12. フレンチでブロッコリー

  1. 山茶始開 海苔編

  2. 蟋蟀戸在 温州蜜柑編

  3. 鴻雁来 榎茸編

  4. 雷乃声収 食用菊編

  5. 草露白 葡萄編

  6. 綿柎開 酢橘編

  7. 大雨時行 糸瓜編

  8. 乃東枯 ミント編

  9. 桐始花結 ディル編

  10. 菖蒲華 月桂樹編

  11. 蟷螂生 ぜんまい編

  12. 麦秋至 鮎編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

ビタミンCはミカンの2倍

大寒の初候_「款冬華/ふきのとうはなさく」この時候に「カリフラワー」をいただきます。

款冬華_1月20日から1月24日

款冬華_蕗の花が空き始める頃です。本格的な冬の最中ですが、地中では春の芽生えが進んでいます。

昔ながらの年中行事では1月15日の小正月には「小豆粥」を食べました。
人日の七草粥が7種の野菜の若芽を入れるのに対し、小豆粥には米と小豆の粥に餅を入れました。
粥柱と呼ばれるこの餅は、11日の「鏡開き」の餅を細かくして入れます。
また15日には別名を「どんど焼き」と呼ぶ「左義長」が行なわれます。
江戸時代までは15日まで松飾りなどを飾りましたが、それを「左義長」で焼いて、その火で焼いた餅を食べると一年を息災に過ごせるとされていました。

今回、被災された能登半島輪島地方の方々にこそ、ぜひ召し上がっていただきたい料理です。

カリフラワー_冬の風邪対策に

アブラナ科。キャベツの仲間で、緑色のブロッコリーが変質したもの。地中海東部が原産地で、日本へ渡来したのは明治時代初期だが、19960年代の食生活の洋風化で急速に普及。食用にするのは花蕾と呼ばれる蕾が集まった部分。

【選び方】花蕾にシミがなく真っ白なもので、隙間なく詰まって、全体に丸みを帯び、重さのあるものが良品。

【旬の時期】一年中出回るが、11月から3月が旬

【産地】茨城県、徳島県、埼玉県、愛知県など。

【保存方法】ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存するが、硬めに茹でて冷凍保存するのが良い。

【栄養】キャベツにより近い栄養成分を含み。特にキャベツの約2倍を含むビタミンCは風邪のウィルスの活動を抑えるので、冬の風邪対策に有効。栄養素以外に、発がん性物質を抑える含硫化合物アリルイソチオシアネートを多く含みガン予防効果が期待される。

以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より

料理のレシピは、音羽創シェフ「根菜のミジョテ」秋元さくらシェフ「キスのベニエ タルタルソース」山﨑美香料理長「夏野菜の甘酢漬け」などを参考にしてください。