1. 目出鯛さかな

  2. 胡麻の味Ⅱ

  3. もち米変化

  4. 胡麻の味

  5. 鮭の味わい

  6. トレビスを添えてイタリアン濱崎泰輔

  7. 海苔の香を楽しむ一皿

  8. きのこの味覚えのきたけ

  9. みかんがアクセント

  10. 葡萄の味

  11. 花を散らす

  12. 蕪を味わう

  1. 黄鶯睍睆 高菜編

  2. 水沢腹堅 金柑編

  3. 雪下麦出 糯(もち)米編

  4. 橘始黄 鮭編

  5. 麋角解 胡麻編

  6. 虹蔵不見 トレビス編

  7. 蟋蟀戸在 温州蜜柑編

  8. 山茶始開 海苔編

  9. 鴻雁来 榎茸編

  10. 雷乃声収 食用菊編

  11. 草露白 葡萄編

  12. 綿柎開 酢橘編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

免疫力がアップ

大雪の末候_「鱖魚群/さけのうおむらがる」この時候に「青梗菜/ちんげんさい」をいただきます。

鱖魚群_12月17日から12月21日

鱖魚群_鮭が群れをなして川を遡ってくる頃です。この時期、海で成長した鮭は産卵のため生まれた川に戻ってくます。

12月17・18・19日には東京浅草・浅草寺で毎年恒例の「羽子板市」が開催されました。
毎月18日は〈観世音菩薩(観音様)の縁日〉ですが、特に12月18日は〈納めの観音〉と呼ばれ賑わいます。
江戸時代には浅草橋から上野まで露店が並ぶほど賑わったそうで、やがて〈歳の市〉とも呼ばれるようになりました。

江戸の末期になると女の子が生まれた家に羽子板を贈る風習が盛んになって、歳の市に羽子板を売る店が多くなり「羽子板市」と呼ばれるようになりました。
羽子板は〈胡鬼板・胡鬼子〉とも呼ばれ、宮中では鬼を突くことで新しい年の無病息災を願いました。
それが庶民に伝わって、女の子の遊戯となりました。
羽根突きで負けると、顔に墨を塗られますが、ドント焼きの燃え残りの墨は、災難除けとして顔に塗ると風邪をひかないなどといわれ、羽根突きの墨塗りもそうした意味をもっていたようです。
現在は晴れ着姿に正月に墨を塗られた女の子を見ることはありません。

青梗菜_骨粗鬆症の予防に

アブラナ科。中国原産で結球しない白菜の一種。1970年代にブームとなった中国野菜の中で一番定着した野菜。肉質の厚い茎を持ち、クセやアクがなく淡白な味わいで、持ち味はシャッキとした歯ざわり。加熱してもクタッとならず、ボリュームも失わない使い勝手の良い野菜である。

【選び方】葉の緑が濃く、形の整っているものを。茎は肉厚で幅広く、下部の切り口がみずみずしいもの。

【旬の時期】一年中出回るが、9月から1月が旬。

【保存の方法】ラップで包むか、ビニール袋に入れて冷蔵庫で立てて保存。水分が多く萎れるのも早いのでなるべく早く食べる。

【産地】茨城県、静岡県など、各都市近郊で栽培されることもある。

【栄養】βカロテン、ビタミンC・Eなどを多く含むため抗酸化作用が高く、高血圧や動脈硬化を予防。豊富に含むカルシウムは更年期以降に増える骨粗鬆症を予防する効果が高い。またアリルイソチオシアネートは血栓を防いでがんを予防する効果があるとされる。

以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より

料理のレシピは、飯田徹也シェフ「牛バラ肉と根菜の煮込み」「青菜炒め」「鶏手羽の煮込み」などを参考にしてください。