1. ジョンキョンファ人参を使って

  2. アンチョビを効かせて

  3. クレソンを添えて

  4. フレンチで春野菜

  5. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  6. 春中華

  7. 白菜使い

  8. 基本の出汁野﨑洋光

  9. 古賀純二のソース

  10. 雑煮 三題

  11. 江戸のおせち壱山﨑美香

  12. 江戸のおせち弐山﨑美香

  1. 蚯蚓出る 切り干し大根編

  2. 霜止出苗 アンチョビ編

  3. 鴻雁北 蕨編

  4. 雀始巣 浅葱編

  5. 土脈潤起 鱵編

  6. 桃始笑 独活編

  7. 東風凍解 小松菜編

  8. 款冬華 カリフラワー編

  9. 芹乃栄 白子編

  10. 閉塞冬成 ローズマリー編

  11. 鱖魚群 青梗菜編

  12. 金盞香 水菜編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

血管の老化を防ぐ

夏至の末候_「半夏生/はんげしょう」この時候に「ギアラ/牛の第4胃」をいただきます。

半夏生_7月1日から7月6日

半夏生_農事の節目、田植えを終わらせる時期です。
香川ではこの農作の大事な節目(7月2日頃)に、田植えを手伝ってくれた人々に、お礼として「うどん」を振る舞ったそうです。
それで7月2日は全国的に「うどんの日」となりました。
また関西では、この日にタコを食べて豊穣を願い、夏に向けての栄養を摂る風習があったので「タコの日」でもあるそうです。

半夏生に栄養たっぷりの「ギアラ/牛の第4の胃」をいただきます。

ギアラ(牛の第4胃)_貧血予防や抗酸化作用

ギアラは、牛の第4の胃。終戦後の米軍基地の労働者の報酬として支払われ、この「ギャランティ」 (Guarantee)がギアラと呼ばれるようになったとされる。牛には「複胃」の第1から第4まで4つの胃があり、第1から第3の胃は植物の繊維を分解する役割で、第4の胃は人間の胃と同じ働きをする。

【使い方】煮込み料理によく使われる。

【栄養】糖質の代謝を助けエネルギーをつくり出し疲労回復に役立つビタミンB1、細胞の新陳代謝を促進するビタミンB2、脳神経を正常に働かせるナイアシンやビタミンB6、動脈硬化を予防しストレスをやわらげるパントテン酸そして、貧血を予防する葉酸を含み。抗酸化作用のあるビタミンEを含むため活性酸素の発生を抑え、動脈硬化、皮膚や血管の老化を防ぎ、免疫力を高める。また、カリウムも含むため疲労回復や利尿作用、高血圧予防に役立つ。

以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より

料理事例のレシピは、西沢健三シェフの「ランプレドットなどをご参考ください。