ストレス緩和に
小暑の末候_「鷹乃学習/たかわざをならう」この時候に「香菜(シャンツァイ)/パクチー、コリアンダー」をいただきます。
鷹乃学習_7月17日から7月21日
鷹乃学習_鷹の雛が飛び方を習い始める頃です。
令和三年の土用の入りは7月19日で土用の丑の日は7月28日です。
昔から栄養が豊富で、夏場に疲れた体に精がつくとこの時期に鰻が好んで食べられてきました。
しかし、鰻の本来の旬は、冬眠に入るのに備えて身に養分を蓄える晩秋から初冬にかけてが一番美味しい時期のようです。
香菜(シャンツァイ)/パクチー、コリアンダー_腸や胃を健康にする
香菜は地中海沿岸が原産で、日本へは中国から伝わった香味野菜。中国ではシャンツァイ、タイではパクチー、英語ではコリアンダーと呼ばれる。主に若い葉を利用し、生の葉には独特の強い香りがある。古代ギリシャでは種子を医薬として用いていたとされる。
【使い方】中華料理では、生の葉を肉料理や魚料理に添えたり、炒め物や和え物として、あるいはスープに入れたり彩と薬味の役割で使われる。
【保存方法】茎を水に浸した後、湿らせたキッチンペーパーなどで包んで保存袋に入れて冷蔵庫で保存する。葉は刻んで冷凍保存ができる。
【栄養】リナロールやゲラ二オールなどの精油成分が整腸や胃を健康にする作用がある。また、食欲増進や消化を促進し、体内に毒素が蓄積することを防ぐ。神経の緊張をほぐしてストレスを和らげる効果がある。
以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より
料理事例のレシピは、飯田徹也シェフの「潮州風鯛の蒸し物」「白身魚の湖南風スープ」田村亮介シェフの「香味野菜とやりいかのさっと煮」鈴木珠美シェフの「香菜のサラダ」「生春巻き」などをご参考ください。