日常に不足しがちな栄養を補う
立冬の初候_「山茶始開/つばきはじめてひらく」この時候に「春菊/しゅんぎく」をいただきます。
山茶始開_11月7日から11月11日
山茶始開_読みは「つばき」ですが山茶花(さざんか)が咲き始める頃。冬枯れの落ち葉の景色に山茶花は華やいで見えます。
山茶花、山茶花咲いた道、焚き火だ焚き火だ落ち葉焚き_東京都心で今焚き火をやったら通報されます。
この時候にがん予防、骨粗しょう症予防、貧血の予防・改善に効果のある「春菊」をいただきます。
生姜_βカロテンで老化防止
キク科の青菜 原産地は地中海沿岸。春になると菊に似た黄色い花をつけるので「春菊」という名に。関西では「きくな」と呼ばれる。食用にするのは東アジア地域のみで、ヨーロッパは花の観賞用とされる。
【選び方】緑色が濃く、葉先まで張りがあり切り口のきれいなものを、茎ごと使う場合は小さめの株を選ぶ。
【旬の時期】11月から2月が旬。
【主要な産地】千葉県、大阪府、茨城県など。
【保存方法】新聞紙に包みポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に、硬めに茹でて冷凍保存でも良い。
【栄養】βカロテンやビタミンCが豊富。βカロテン含有量はほうれん草以上。喉の炎症を防ぐ働きや、風邪や感染症の予防にも良い。
以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より
料理事例のレシピは、髙橋有希料理長の料理塾「春菊の白ごま和え」などをご参考ください。