野菜と油揚げの旨味をいただきます。
白いご飯に味噌汁は付き物で、これは決まり事です。
一方、味付きご飯に付くのは、お吸い物になります。
味噌は旨味の元ですので、そんなに出汁を効かせなくても大丈夫です。
大根が柔らかくなりましたら、「若布」という海のものを入れ、コクを出すために油抜きした「油揚げ」を入れます。
これが、日本の伝統的な調理法です。
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野菜と油揚げの旨味をいただきます。
白いご飯に味噌汁は付き物で、これは決まり事です。
一方、味付きご飯に付くのは、お吸い物になります。
味噌は旨味の元ですので、そんなに出汁を効かせなくても大丈夫です。
大根が柔らかくなりましたら、「若布」という海のものを入れ、コクを出すために油抜きした「油揚げ」を入れます。
これが、日本の伝統的な調理法です。
先人の知恵の詰まった伝統の味です。
スタミナみそ汁というと肉が山ほど入ったものなどを想像してしまいますが、簡単に作れるみそ汁です。
本日、みそ汁の具には「油揚げ」「豆腐」「納豆」「車麩」を使います。
大豆は〈畑の肉〉と呼ばれますが、今回の具材の「味噌」「豆腐」「納豆」「油揚げ」の原料はみな大豆です。
また、「麩」はタンパク質の塊ですので、このみそ汁のほとんどの栄養素がプロティンです。
漬物を漬けた「ヨーグルト味噌※」は、1回だけ漬けたものは「味噌汁」に無駄なく使うことができます。
※ヨーグルト味噌は「味噌」と「ヨーグルト」の割合を3:1で作ります。
「ヨーグルト」に出汁の効果がありますので、簡単に味噌汁ができます。
鍋に「昆布」「大根」「油揚げ」を入れ、大根が柔らかくなりましたら、「昆布」を取り出し「ヨーグルト味噌」を加えます。
仕上げに「ねぎ」を入れて、火が通れば「味噌汁」の完成です。
春の味覚 出汁をたっぷり含んだ油揚げとふきは相性抜群!
「ふきの信田巻き※」を作ります。
※信田巻(しのだまき)は、油揚げを開き、野菜、魚のすり身、肉、豆腐などを巻いた料理。
まな板の上に、開いてから油抜きした「油揚げ」を内側を上にして置き、その上に茹でた「ふき」を4本から5本置いてから巻きます。
鍋に「かつおと昆布の出汁」を入れて火を点け、「薄口醤油」「みりん」を入れて沸いたところに「ふきを巻いた油揚げ」を入れて落とし蓋をして煮付けます。
缶詰のあさりで、いつでも簡単に料亭の味。
「薄揚げ」は市販のものを細切りにしてから、熱湯にくぐらせて油抜きしてザルに上げおいておきます。
鍋に「(一番)出汁」を入れて沸かし、ザルに上げておいた「あさり」を入れます。
3cm幅に切った「長せり」を加えて、さらに細切りした「薄揚げ」を入れます。
浅見健二料理長