1. アンチョビを効かせて

  2. クレソンを添えて

  3. フレンチで春野菜

  4. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  5. 春中華

  6. 白菜使い

  7. 古賀純二のソース

  8. 基本の出汁野﨑洋光

  9. 雑煮 三題

  10. 江戸のおせち壱山﨑美香

  11. 江戸のおせち弐山﨑美香

  12. 濱崎泰輔マンマのトマトソース

  1. 霜止出苗 アンチョビ編

  2. 鴻雁北 蕨編

  3. 雀始巣 浅葱編

  4. 土脈潤起 鱵編

  5. 桃始笑 独活編

  6. 東風凍解 小松菜編

  7. 款冬華 カリフラワー編

  8. 芹乃栄 白子編

  9. 鱖魚群 青梗菜編

  10. 閉塞冬成 ローズマリー編

  11. 金盞香 水菜編

  12. 楓蔦黄 キャベツ編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

血液をサラサラに

夏至の次候_「菖蒲華/あやめはなさく」この時候に「鮎魚女/あいなめ」をいただきます。

菖蒲華_6月26日から6月30日

菖蒲華_文字通り菖蒲が咲く頃で、この頃になると本格的な梅雨到来と言われますが、令和四年は6月27日に早々と「梅雨明け宣言」がなされました。

6月の晦日には、神社で半年の穢れを落とす祓えの行事『夏越の祓え』が行なわれます。
神社の境内には6月18日から7月3日頃までの期間「茅の輪」が設置され、参詣者は穢れを払い清めるために「茅の輪くぐり」をします。
茅の輪くぐりは「スサノオノミコトの神話/茅の輪伝説」にちなむものです。

鮎魚女_豊富なビタミンDで骨粗鬆症を予防する

アイナメ科で、全長30cmほどの方錐形。日本各地の沿岸の岩礁に棲み、体の色は墓所によって変わるため、黄色から紫褐色と多彩。ザラザラとしたこまかい鱗が落ち鮎に似ており、鮎のように縄張りも持つため〝あゆ並み〟から「鮎並/あいなめ」に、体表が油を塗ったようになめらかなので、関西では「油女/あぶらめ」と呼ばれる。

【選び方】目が澄んでいてえらが赤いものを、体調30cmくらいのものを選ぶ。

【旬の時期】秋の産卵を前に、脂ののった夏が旬。

【主な生産地】茨城県、福島県、岡山県など

【栄養】カルシウム、ビタミンB群やDが豊富で、脂肪が多いのでDHAやEPAも含む。

 

以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より

料理事例のレシピは、浅見健二料理長「あぶらめのお椀」、西沢健三シェフ「カチュッコ・アラ・リヴォルネーゼなどをご参考ください。