1. 山本誠冬の一皿

  2. 山下敦司初冬の一皿

  3. 髙橋雄二郎秋の一皿

  4. 西沢健三秋の一皿

  5. 音羽創秋の一皿

  6. 飯田徹也初秋の一皿

  7. 田村亮介夏の一皿

  8. 濱崎泰輔夏の一皿

  9. 古賀純二夏の一皿

  10. 浅見健二夏の一皿

  11. 夏に食べたい日本料理②髙橋有希

  12. ジョンキョンファ夏の一皿

  1. 金盞香 ルッコラ編

  2. 山茶始開 鬱金編

  3. 蟋蟀戸在 蕪編

  4. 鴻雁来 パセリ編

  5. 雷乃声収 グリンピース編

  6. 禾乃登 ピーマン編

  7. 寒蟬鳴 オクラ編

  8. 大雨時行 大蒜編

  9. 鷹乃学習 雲丹編

  10. 菖蒲華 鮎魚女(油女)編

  11. 腐草蛍為 鰹節編

  12. 麦秋至 烏賊編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

古代より滋養強壮に効く

大暑の末候_「大雨時行/たいうときどきふる」この時候に「大蒜/にんにく」をいただきます。

大雨時行_8月2日から8月6日

大雨時行_暑い夏の日には時に激しく雨が降ります。ゲリラ豪雨とは違い、真っ白な入道雲が夕立を呼ぶのは、雨の後になんとなく涼を運んでくれそうな期待を抱かせます。

夏の景色で入道雲とともに思い浮かぶのは、「蝉時雨」です。夏の初めのニイニイゼミから、アブラゼミ、ミンミンゼミ、クマゼミ、そして蜩(ひぐらし)、夏も終わりを告げるようなツクツクボウシまで、いろいろな蝉が時に「時雨」のように一斉に鳴き立てます。
欧米で蝉の鳴き声は〝騒音〟でしかなく、日本人のように〝時候の趣〟として愛でるようなことはしないというし、子供が蝉やクワガタ、カブトムシなど探して〝虫取り〟に夢中になることはないそうです。
確かにミンミンゼミもツクツクボウシ、蜩も英語では〈CICADA〉と全て一緒くたであるのがその現れでしょう。

我々も心に余裕がなくなると、蝉の鳴き声も「騒音」となりがちです。時に、夕に鳴く蜩の〝カナカナ〟という音を酒肴に一杯やるのも良ろしいのでは。

大蒜_アリシンの抗がん作用

ヒガンバナ科。ニンニクはタマネギなどと同じく根もとの球根(鱗茎)を食用とする。ニンニクの原産地は、中央アジア・キルギス地方と言われ、日本には中国を経由して、奈良時代頃には伝わっていたとされている。古代エジプトからギリシャなどでは紀元前3000年以上も前に薬用(強壮用)として栽培されていたという。

【選び方】皮が白くしっかりと重なって、ふっくら丸みのあるもの。

【保存方法】網袋に入れて風通しの良いところに吊るすか、皮が付いたまま粒をバラバラにして、ラップに包んで冷蔵庫へ。

【旬の時期】収穫のピークは6月。旬は6月から8月にかけての夏が旬。

【主な生産地】圧倒的に青森県で、北海道、香川県なども

【栄養】主な薬理効果は辛味成分のアリシンによるもの、アリシンは体内でビタミンB1と結合すると吸収率を高め、エネルギー代謝をスムーズに行なう役割を果たす。

以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より

料理事例のレシピは、古賀純二シェフ「牛肉のタルタルステーキ」、秋元さくらシェフ「鶏肉の白ワインビネガー煮込み」、髙橋雄二郎シェフ鰆のロースト」、山下敦司シェフ「鱈のブランダード」、音羽創シェフ「カキと生海苔のリゾット」、濱崎泰輔シェフ「チェリートマトのソース」、西沢健三「ランプレドット」、鈴木珠美シェフ「蒸し鯛のベトナムスタイル」、キョンファ先生「チャプチェなどをご参考ください。