「ラ・タルタルギーナ」
濱崎泰輔
旨味や甘味の濃いミニトマトを使った、南イタリア定番のトマトソース
口伝
チェリートマトのソース
南イタリアの定番ソースです。
甘酸っぱくて美味しくて色々な料理に合う万能ソースになりますので、是非作ってみてください。
ソースを作る
「チェリートマト」のヘタをとり、半分にカットします。
大きめのミニトマトの場合は4分の1にカットします。
トマトは少ないと水分の少ないソースになってしまいますので、できるだけ多めにして作っていただくと美味しいソースができます。
鍋に「オリーブオイル」を入れて、カットした「チェリートマト」と皮をむいた「生にんにく」を丸ごと1個入れます。
火加減を中火にして煮ます。
最初水分が出にくい感じで、焦げてしまいそうな場合は、「水」を補給してください。
ここで頑張って煮てしまうと、焦げてしまって焦げ臭が「トマト」についてしまいます。
少し経ちましたら「塩」をひとつまみ入れます。
あとは「トマト」に火が通るまでじっくり時間をかけます。
軽くゴムベラなどで軽く潰してあげると、早い段階で「トマト」に火が入りソースが出来上がります。
水分が出てきて「トマト」の表面がシワシワになってきましたら、仕上がりの合図になります。
火を入れすぎず、浅い火の入りというのも良くないので、このシワシワの感じを覚えておいてください。
この段階で「バジリコ」を入れますが、茎も一緒に入れると香りが良くなります。
火が入りましたら、5分から10分放置して粗熱をとります。
この間に旨味が凝縮されて一層美味しいソースとなります。
南イタリアの定番〈チェリートマトのソース〉甘酸っぱくて美味しいトマトソースの完成です。
材料〈作りやすい分量〉
材料 |
<A>ミニトマト(完熟350g)/にんにく 1片/バジル 1枚/オリーブ油(EXV)大さじ1/塩 1~2つまみ |
作り方
① ミニトマトはヘタを取り、2~4等分に切る。
② 鍋にオリーブ油と①を入れ、中火にかける。にんにくを加え、1分ほど炒めて塩を加える。途中で焦げそうな場合は水を1/4カップ(分量外)加え、ヘラでミニトマトを潰しながら炒め煮にする。
③ ミニトマトにシワが寄ってきたら、バジルを加え、火からおろす。10分ほど粗熱を取ったら完成。
◆ソースは火を止めてから粗熱を取ると、味わいが凝縮される。
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