生活習慣病予防に
小暑の末候_「鷹乃学習/たかわざをならう」この時候に「雲丹/うに」をいただきます。
鷹乃学習_7月18日から7月22日
鷹乃学習_鷹の雛が、親鳥から飛び方を教わる頃。やがて獲物を捉えるようになり、巣立ちをして一人前となります。自然界の生き物の成長は早く厳しいものです。
毎回この簡単なコラムを書くために調べ物をしていると、今更ながらに初めて知ることが多く、己の不勉強に愕然とします。
この時候の〈鷹〉を調べていると、鷹と〈鷲/わし〉は同じ種類で鷹の大きいのが鷲で、ただ体の大きさが違うだけと初めて知りました_みなさんご存知でした? 知らなかったの私だけ?
令和4年7月10日に「参議院議員選挙」の投開票が行なわれ、参議院議員245名の半数が改選されました。
利権を欲しがる手合いが〝鵜の目鷹の目〟で跋扈しています。「鷹は死すとも穂はつまず/高潔な人間は、窮しても筋違いの金品は受け取らない」を肝に命じて議員活動に励んでいただきたいものです。
雲丹_カロテンが血管を酸化から守る
とげのある殻で覆われている棘皮(きょくひ)動物。北海道から九州まで浅海の岩礁や砂場に棲む。日本で主に流通するのは「きたむらさき雲丹」と、北海道、北方産で水揚げ量が多い「えぞばふん雲丹」量が少なく加工品に使われる「ばふん雲丹」、漁獲地でしか消費されない「むらさき雲丹」など。
【選び方】殻付はとげが立っているもの、殻なしで流通する生雲丹は、鮮度が落ちると苦味が出る。粒の揃っているものを選ぶ。
【旬の時期】地域や種類によって多少異なるが、初夏から夏にかけて。
【主な生産地】圧倒的に北海道で、岩手県、宮城県、青森県なども
【栄養】ビタミンAと同じ働きをするエキネノンやエキノクロールA、またタウリン、グリコーゲン、アミノ酸が豊富。
以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より
料理事例のレシピは、古賀純二シェフ「生うにのウフ・ブルイエ」、濱崎泰輔シェフ「ホタテとウニのクリームパスタ」などをご参考ください。