1. アンチョビを効かせて

  2. クレソンを添えて

  3. フレンチで春野菜

  4. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  5. 春中華

  6. 白菜使い

  7. 古賀純二のソース

  8. 基本の出汁野﨑洋光

  9. 雑煮 三題

  10. 江戸のおせち壱山﨑美香

  11. 江戸のおせち弐山﨑美香

  12. 濱崎泰輔マンマのトマトソース

  1. 霜止出苗 アンチョビ編

  2. 鴻雁北 蕨編

  3. 雀始巣 浅葱編

  4. 土脈潤起 鱵編

  5. 桃始笑 独活編

  6. 東風凍解 小松菜編

  7. 款冬華 カリフラワー編

  8. 芹乃栄 白子編

  9. 鱖魚群 青梗菜編

  10. 閉塞冬成 ローズマリー編

  11. 金盞香 水菜編

  12. 楓蔦黄 キャベツ編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

カツレツ

フランス由来の国民食

カツレツ Cutlet

本来はコートレットCotelette_羊や子羊のカレを肋骨ごとに切り分けたものをグリルパンでグリルしたり、パン粉をつけて澄ましバターまたはバターと油を半々に混ぜてソテーする料理。
ルイ十三世は羊のコートレットを毎日食べるほど好んだ。
また鶏や仔牛などの肉を挽いてコートレット形に整形し、パン粉をつけてグリルしたり、ソテーした料理もコートレットという。
日本ではパン粉をつけて揚げる料理をカツレツ(英語のカトレットCutletに由来)、さらに短縮形でカツと呼んでいる。

以上『フランス食の辞典/白水社』より

日本では洋食屋を中心に、豚肉に衣(小麦粉・パン粉・溶き卵)をつけて揚げたものが豚肉のカツレツ、やがて〝とんかつ〟としてカレーと並び「国民食」といわれるほど人気のある料理となりました。

今回の特集では、フレンチの古賀純二シエフの「豚肉のカツレツ ゴボウソース」、イタリアンでは濱崎泰輔シェフの「シチリア風カツレツ」、フランス料理の名残が残るベトナム料理では鈴木珠美シェフの「ベトナミーズとんかつ」をご紹介します。

 

古賀純二

豚肉のカツレツ ゴボウソース

「ゴボウのビュレ」を作って「とんかつ」に合わせると云う料理を作っていきたいと思います。
フランスのカツレツではなく、「日本のとんかつ」を作ります。
フランスにもサルシフィ※と呼ばれるゴボウがありますが、日本のゴボウと違いアクが少なく水っぽくサラダ仕立てで使ったりします。
本日は「日本のゴボウ」を使います。

フランス料理「シェイノ」
古賀純二シェフ「豚肉のカツレツ ゴボウソース」

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濱崎泰輔

シチリア風 仔牛のカツレツ

シチリア風の仔牛のカツレツを作ります。
厚みのある仔牛肉を薄くしてから、弱火でじっくりと火を入れることがポイントです。

イタリア料理「ラ・タルタルギーナ」
濱崎泰輔 料理長「シチリア風仔牛のカツレツ」

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鈴木珠美

ベトナミーズとんかつ

この料理は私がベトナムに料理留学をしているときに、ハノイの料理教室で習ったメニューです。
ベトナムはかつてフランスの植民地でしたので、フランスの食文化が根付いています。
フランスで食べられているカツレツをベトナム風にアレンジした一品です。

ベトナム料理「キッチン」
鈴木珠美 シェフ「ベトナミーズとんかつ」

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