1. アンチョビを効かせて

  2. クレソンを添えて

  3. フレンチで春野菜

  4. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  5. 春中華

  6. 白菜使い

  7. 古賀純二のソース

  8. 基本の出汁野﨑洋光

  9. 雑煮 三題

  10. 江戸のおせち壱山﨑美香

  11. 江戸のおせち弐山﨑美香

  12. 濱崎泰輔マンマのトマトソース

  1. 霜止出苗 アンチョビ編

  2. 鴻雁北 蕨編

  3. 雀始巣 浅葱編

  4. 土脈潤起 鱵編

  5. 桃始笑 独活編

  6. 東風凍解 小松菜編

  7. 款冬華 カリフラワー編

  8. 芹乃栄 白子編

  9. 鱖魚群 青梗菜編

  10. 閉塞冬成 ローズマリー編

  11. 金盞香 水菜編

  12. 楓蔦黄 キャベツ編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

夏の走りは、まずトマト

野菜は夏の走りで「トマト」をいただきます

トマト

ナス科。原産地は南米、ヨーロッパには16世紀に入り、日本へは18世紀に渡来したが、初めは観賞用であった。明治初期に北海道の開拓で栽培されたものの、一般に普及したのは戦後、食生活の洋風化でサラダに利用されてから、このため日本では、生食用にふさわしい皮が薄くて果肉が柔らかく、クセのないピンク系トマトが主流。
これは日本独特で、世界では身が固く締まって、旨みが強い赤色系トマトが主流。赤色系トマトはグルタミン酸が野菜の中でも群を抜いて多く、ヨーロッパでは加熱用調理の際の〝だし〟として煮込み料理やスープに用いられる。

 

【選び方】ヘタが緑色でピンとしているものは新鮮。持ってみて重く皮に張りやツヤがあるもの、形を生かす料理に使うなら大きすぎないものを、つぶして使う場合は大きい方がおすすめ。

【旬の時期】ハウス栽培が盛んで、一年中出回るが、本来は高温多湿を嫌う野菜、涼しくて強い日差しを好み、春から初夏、秋から初冬がピークになる。

【産地】全国的に栽培されているが、年間出荷量トップは熊本県。6月から10月頃に出回る夏秋トマトは北海道や宮城県が、冬春トマトは熊本県がメイン。他に愛知県、栃木県、千葉県など。

【栄養】βカロチンやビタミンCを多く含み、赤い色は抗酸化作用のあるリコピン。

以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より

 

イタリア料理「La Tenda Rossa(ラ テンダロッサ)」
西沢健三 シェフ「パッパ アル ポモドーロ」

トスカーナのマンマの味 トマトソースのパン粥

▲画像をクリックすると料理塾のレシピへ移動いたします

イタリア料理「La Tartarughina(ラ タルタルギーナ)」
濱崎泰輔 シェフ「クルダイオーラ」

チェリートマトをふんだんに使った南イタリアの冷製パスタ

▲画像をクリックすると料理塾のレシピへ移動いたします

フランス料理「Chez Inno(シェ イノ)」
古賀純二 シェフ「ガスパッチョ」

トマトと夏野菜満載の冷製スープ

▲画像をクリックすると料理塾のレシピへ移動いたします

 

日本料理「分とく山」
野﨑洋光 料理長「トマト素麺」

合わせ薬味が抜群に合う トマト出汁の素麺

▲画像をクリックすると料理塾のレシピへ移動いたします