1. アンチョビを効かせて

  2. クレソンを添えて

  3. フレンチで春野菜

  4. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  5. 春中華

  6. 白菜使い

  7. 古賀純二のソース

  8. 基本の出汁野﨑洋光

  9. 雑煮 三題

  10. 江戸のおせち壱山﨑美香

  11. 江戸のおせち弐山﨑美香

  12. 濱崎泰輔マンマのトマトソース

  1. 霜止出苗 アンチョビ編

  2. 鴻雁北 蕨編

  3. 雀始巣 浅葱編

  4. 土脈潤起 鱵編

  5. 桃始笑 独活編

  6. 東風凍解 小松菜編

  7. 款冬華 カリフラワー編

  8. 芹乃栄 白子編

  9. 鱖魚群 青梗菜編

  10. 閉塞冬成 ローズマリー編

  11. 金盞香 水菜編

  12. 楓蔦黄 キャベツ編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

高血圧を予防

春分の末候_「雷乃声発/かみなりのこえをはっす」この時候に「蕗/ふき」をいただきます。

雷乃声発_3月31日から4月4日

雷乃声発_ひと鳴り、ふた鳴りして春の訪れを告げる春雷の季節です。

4月1日は「エイプリルフール」として、たわいのない嘘をついても許される日とされています。
この起源は、16世紀にフランス国王シャルル9世が、それまで4月1日とされていた新年を1月1日に制定した際に、これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」として祭りにしたことから始まったとされています。

たわいもなく、あきらかに嘘と解り、ウィットに富んだものなら良いのですが、なかなか難しいものです。
漢字では「万愚節」と表されるように、愚かな行為とならないよう十分な注意が必要とされます。
もっとも、最近は「エイプリルフール」自体が死語となっている感がしますが_

蕗_便秘の改善・予防に

キク科。蕗の魅力は爽やかな香りとほろ苦さ。原産地は日本で、全国の山野に自生し、平安時代の書物『延喜式』に載るほど古くから食されてきた。食用にするのは蕗の茎(葉柄/ようへい)の部分。現在流通しているハウス栽培のものは、野生種(野蕗/のぶき)と比べて柔らかく、アクやえぐみが少ない。

【選び方】全体にみずみずしく、持っても茎がしならず、緑が濃くて黒ずみのない葉がきれいなもの。茎は赤味が多く、太さの直径が1.5cmから2cm程度のものが美味しく、太すぎると筋張り、細すぎると旨味が弱くなる。

【旬の時期】近年は栽培ものが一般的で一年中出回るが、本来は4月・5月の晩春が旬。

【産地】愛知県、群馬県、大阪府など。

【保存の方法】「切り三つ葉」「糸三つ葉」はラップやポリ袋に入れて、「根三つ葉」は根の部分を湿らせたキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ立てて野菜室で保存。

【栄養】カリウム、マンガン、食物繊維を比較的多めに含む。カリウムは余分なナトリウムを排出して高血圧予防に欠かせない栄養素のひとつ。独特のアクの成分はポリフェノール。

以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より

料理事例のレシピは、野﨑洋光料理長「あさりの酒蒸しサラダ」「若竹煮」「鯖の味噌煮」髙橋有希料理長「ふきの信太巻きなどをご参考ください。