1. トレビスを添えてイタリアン濱崎泰輔

  2. 海苔の香を楽しむ一皿

  3. みかんがアクセント

  4. きのこの味覚えのきたけ

  5. 花を散らす

  6. 葡萄の味

  7. 蕪を味わう

  8. 和でない大葉

  9. 和は大葉

  10. フレンチのローリエ使い

  11. ミント添えのベトナミーズ

  12. ブロッコリー菜菜

  1. 橘始黄 鮭編

  2. 虹蔵不見 トレビス編

  3. 山茶始開 海苔編

  4. 蟋蟀戸在 温州蜜柑編

  5. 鴻雁来 榎茸編

  6. 雷乃声収 食用菊編

  7. 草露白 葡萄編

  8. 綿柎開 酢橘編

  9. 大雨時行 糸瓜編

  10. 乃東枯 ミント編

  11. 桐始花結 ディル編

  12. 菖蒲華 月桂樹編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

血液サラサラ

清明の末候_「虹始見/にじはじめてみる」この時候に「山葵/わさび」をいただきます。

虹始見_4月15日から4月19日

虹始見_清明の頃、雨上がりに初めて姿を現し春を告げる虹を見ます。

詩人・石垣りんの「虹」
虹が出ると みんなおしえたがるよ
とても大きくて とても美しくて
すぐに消えてしまうから ためておけないから
虹をとりこにして ひとつ金もうけしようなんて だれも考えないから
知らない人にまで 大急ぎで教えたがるよ

石垣りんが詠むように、虹を見て悪いことを考える人はいないのでは無いでしょうか。
1年以上紛争が続いております。プーチン大統領もじっくり虹を見てはいかがか。

山葵_抗菌・殺菌作用

アブラナ科。東アジア原産で日本各地の渓流に自生。主に使う根茎は通年出回るが、辛みが増すのは冬。花山葵、葉山葵のほうは、野菜として2月から4月に出回る。江戸時代に静岡県で栽培が始まり、茎色で青茎種と赤茎種があり、青茎が辛みも強い良品種。「沢山葵(水山葵)」と「畑山葵(陸山葵)」があり、前者が辛味の強いタイプ。

【選び方】茎の太さが上から下まで均一で、太くてみずみずしいものが良品。

【旬の時期】栽培ものが一般的で一年中出回るが、辛味は冬に強まる。

【産地】沢山葵は静岡県、長野県の2県で9割を占め、畑山葵は岩手県が7割。

【保存の方法】乾燥に弱いため、湿らせたキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ冷蔵庫で保存。表皮が黒ずんでも厚めに皮を剥けば風味が損なわれない。

【栄養】山葵の有効作用は、ツンと鼻に抜ける特有の辛味にあり、その主成分であるアリルイソチオシアネートは、優れた抗菌作用で知られる。近年、アブラナ科に特有の血栓を防ぐ作用、がんの予防や抑制に働く作用が注目されている。

以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より

料理事例のレシピは、野﨑洋光料理長「手まり寿司」「和風ローストビーフ」浅見健二料理長「ちまき寿司」髙橋有希料理長「よもぎ胡麻豆腐」「みょうがとしし唐の手まり寿司などをご参考ください。