日本ではお馴染みの食材なのに、世界ではあまり食べられない「たこ」。イタリア人も「たこ好き」として知られ、シチリアの屋台ではゆでたたこをぶつ切りにして、レモンとオリーブ油をかけたものが売られています。中までやわらかなたこの食感と、ミルキーな味わいは、今まで味わったことのない美味しさ。生のたこが手に入ったら、ぜひお試しください。
海のサラダ Ⅰ
タコとセロリのサラダ
イタリア料理「ラ・タルタルギーナ」
海のサラダ Ⅱ
魚介のサラダ
魚介のサラダ仕立て「インサラタ・ディ・マーレInsalata di Mare」は、直訳しますと〝海のサラダ〟という意味になり、魚介類をふんだんに使ったサラダになります。
具材それぞれの火入れの仕方を参考になさってください。
イタリア料理「ラ・タルタルギーナ」
濱崎泰輔 料理長「魚介のサラダ」
ムール貝 Ⅰ
ムール貝に詰め物をした
オーブン焼き
「ムール貝に詰め物をしたオーブン焼き」をご紹介しますが、この料理は硬くなってしまった「パン」をいかに美味しく食べるかというプーリア地方の料理です。
イタリア料理「ラ・タルタルギーナ」
濱崎泰輔 料理長「ムール貝に詰め物をしたオーブン焼き」
ムール貝 Ⅱ
ムール貝とアサリの
サフラン風味パスタ
「サフラン風味」のパスタはイタリアでもシチリア島地方でよく食べられる料理です。
サフランは花の雌蕊(めしべ)を乾燥させたもので、これをぬるま湯につけて戻すと黄色い色の花の汁になりますので、これをパスタに絡めて使います。
イタリア料理「ラ・タルタルギーナ」
濱崎泰輔 料理長「ムール貝とアサリのサフラン風味パスタ」
あんこう
アンコウのアクアパッツァ
アクアパッツァとは、水の中に素材を入れグツグツ煮出して、旨味を引き出し味を染み込ませて美味しくするという料理法です。
この料理はシンプルに作られるがゆえに、塩加減が非常に大切になります。
また「アンコウ」は塩見がつきづらい魚ですので、強めに塩を効かすとよろしいかと思います。
今回は「アンコウ」を使いますが、メバルや金目鯛、切り身の魚でも美味しく作ることができます。