近視予防の効果あり
小雪の初候_「虹蔵不見/にじかくれてみえず」この時候に「トレビス(ラディッキオ)」を頂きます。
虹蔵不見_11月22日から11月26日
虹蔵不見_虹を見かけるのが少なくなる頃です。この時期、北陸地方では「冬季雷」と呼ばれる雷が増えます。
この時期の冬の果物にリンゴがあります。
「1日1個のリンゴで医者いらず」と言われるほど栄養価の高い果物です。
リンゴと聞けば、つい口遊んでしまうのが「リンゴの唄/作詞:サトウハチロー/作曲:万城目正」です。
赤いリンゴに くちびる寄せて
だまって見ている 青い空
リンゴは何も いわないけれど
リンゴの気持ちは よくわかる
リンゴ可愛や 可愛やリンゴ
この曲は、1945(昭和20)年の10月11日に封切られた、戦後初めての制作・公開の映画『そよかぜ』の挿入歌です。
映画で並木路子と霧島昇が歌ったこの「リンゴの唄」は、戦後を象徴する大ヒットとなったことから、公開日の10月11日が「リンゴの唄の日」となりました。
映画『そよかぜ/監督:佐々木康・松竹配給』のストーリーは、並木路子演じる歌手志望の少女が、めでたくデビューするまでの「スター誕生」物語です。
トレビス_動脈硬化を防ぐ
トレビス(ラディッキオ)_キク科の多年草。チコリの一種でイタリア原産の栽培種。葉身は紫色で,葉肉は白く,結球しキャベツに似た形。ほろ苦さとコクがあり、サクサクとした歯触りも特徴のひとつ。別名赤芽チコリ。(トレビスはイタリアの地名)
【選び方】葉の色がくっきりとしていて、全体的に丸みがあり、巻きがしっかりしているもの。
【保存の方法】鮮度が落ちやすいので、ラップに包んで冷蔵庫の野菜室で保存。
【旬の時期】冷涼な気候に向く野菜で、旬が11月から3月の冬野菜。
【産地】イタリアやアメリカからの輸入物が中心であるが、国内では岡山県、鹿児島県、北海道、長野県で栽培されている。
【栄養】赤紫色の葉に含まれるポリフェノールの一種であるアントシアニンは活性酸素の働きを抑えて動脈硬化や血栓を防ぎ、脳血管障害や肝機能障害の改善、ガン予防効果に、また、目の健康にも良い成分として知られ、眼精疲労や近視予防にも期待される。
以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より
料理のレシピは、濱崎泰輔シェフ「鴨のロースト無肥料無農薬ルッコラのサラダ」「ひなどりの香草ロースト」「魚介のサラダ」「タコとセロリのサラダ」「イベリコ豚の香草グリル」西沢健三シェフ「パンツァネッラ」古賀純二シェフ「カニクリームコロッケ」などを参考にしてください。