1. 胡麻の味Ⅱ

  2. もち米変化

  3. 胡麻の味

  4. 鮭の味わい

  5. トレビスを添えてイタリアン濱崎泰輔

  6. 海苔の香を楽しむ一皿

  7. きのこの味覚えのきたけ

  8. みかんがアクセント

  9. 花を散らす

  10. 葡萄の味

  11. 蕪を味わう

  12. 和でない大葉

  1. 水沢腹堅 金柑編

  2. 雪下麦出 糯(もち)米編

  3. 麋角解 胡麻編

  4. 橘始黄 鮭編

  5. 虹蔵不見 トレビス編

  6. 蟋蟀戸在 温州蜜柑編

  7. 山茶始開 海苔編

  8. 鴻雁来 榎茸編

  9. 雷乃声収 食用菊編

  10. 草露白 葡萄編

  11. 綿柎開 酢橘編

  12. 大雨時行 糸瓜編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

脳細胞を活性化させる

小雪の末候_「橘始黄/たちばなはじめてきなり」この時候に「鮭/しゃけ・さけ・サーモン」を頂きます。

橘始黄_12月2日から12月6日

橘始黄_橘の実が徐々に鮮やかな黄色に色づく頃です。葉は冬にも青々としており、万葉集にも歌われています。

12月4日、大分県の豊後大野市で建久年間(12世紀末)から始まり800年以上続く奇祭「ひょうたん祭り」が行われました。

柴山八幡社(豊後大野市千歳町)の霜月祭は、一般に「ひょうたん祭り」または「ひょうたんさま」と呼ばれます。
祭礼では、古武士の行列を擬した一行が里へと繰り出しますが、その先頭を行くのが〝ひょうたん様〟です。

〝ひょうたん様〟は派手な衣装で、頭に長さ80センチのひょうたんを載せ、足には長さ1.2メートル・重さ8キロほどの巨大な草鞋(わらじ)を履きます。
芝の杖を突いてはいますが、巨大な草鞋ゆえ1人では歩けず、両側に介添えが付きます。
介添えが「よいしょ」「よいしょ」「ひょうたん様のお通りだ!」の掛け声で、草履に結んだ紐を引っ張りながら一歩一歩あゆみますので、1km進むのに2時間ほどかかります。
沿道に集まった参拝者たちは、ひょうたん様が首から下げた瓢箪からお神酒をいただくと、1年間無病息災で過ごせると競ってちょうだいします。
大分遺産HP/ひょうたん祭

鮭_免疫力を向上させる

鮭_サケ科。国産の天然の鮭とは一般に「白鮭」のことを指すが、「紅鮭」「銀鮭」「樺太鱒」「桜鱒」「ますのすけ」を加えた6種をいうこともある。川で生まれた稚魚が川を下って海で成長し、成熟すると産卵のため再び川に戻るという「母川回帰(ぼせんかいき)」の性質を持つ。

【選び方】切り身はふっくらし、皮が光っているもの。

【旬の時期】一般に秋。ときしらずは春から夏にかけて。

【産地】北海道、岩手県、宮城県、青森県。また、新潟県の三面(みおもて)川は鮭養殖の始まりの地。

【栄養】ビタミンD、E、B1、B6、B12などのB群は糖質や脂質とタンパク質をエネルギーに変換する。抗酸化作用のあるアスタキサンチン、皮にはコラーゲンが豊富。また鮭の含DHAやEPAには、脳細胞を活性化し、記憶力を向上させる効果が期待できる。

以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より
料理のレシピは、野﨑洋光「鮭の塩焼き」田村亮介シェフ「焼き鮭 色々キノコの四川辛味ソース」秋元さくらシェフ「三種のカナペ」山下敦司シェフ「サーモンリエット」「サーモンのポーピエット」音羽創シェフ「大根のフランと大根とスモークサーモンのサラダなどを参考にしてください。