1. アンチョビを効かせて

  2. クレソンを添えて

  3. フレンチで春野菜

  4. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  5. 春中華

  6. 白菜使い

  7. 古賀純二のソース

  8. 基本の出汁野﨑洋光

  9. 雑煮 三題

  10. 江戸のおせち壱山﨑美香

  11. 江戸のおせち弐山﨑美香

  12. 濱崎泰輔マンマのトマトソース

  1. 霜止出苗 アンチョビ編

  2. 鴻雁北 蕨編

  3. 雀始巣 浅葱編

  4. 土脈潤起 鱵編

  5. 桃始笑 独活編

  6. 東風凍解 小松菜編

  7. 款冬華 カリフラワー編

  8. 芹乃栄 白子編

  9. 閉塞冬成 ローズマリー編

  10. 鱖魚群 青梗菜編

  11. 金盞香 水菜編

  12. 楓蔦黄 キャベツ編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

アミノ酸の宝庫

霜降の初候_「霜始降る/しもはじめてふる」この時候に「浅蜊/あさり」をいただきます。

霜始降る_10月23日から10月27日

霜始降る_農作物の大敵である霜が始めて降りる頃です。この時候には『紫式部』の花の実が紫色に染まります。『紫式部』の花言葉は「聡明」「上品」「愛され上手」。特に「愛され上手」にあやかりたいものです。

この時候に動脈硬化、高血圧の予防、滋養強壮に効果のある「あさり」をいただきます。

あさり_貧血予防

マルスダレガイ科 殻の長さ4cmほどの二枚貝、殻は棲息地によって青色、茶色、縞模様など千差万別、日本各地、特に太平洋側の内湾や汽水域の水深10mくらいの砂泥底に棲息する。旨味成分のコハク酸が帆立貝に次いで多いのが特徴。

【選び方】貝殻が大きく扁平で、模様が鮮明で殻を閉じているものを、むき身はツヤと弾力のあるものを。

【旬の時期】産卵は春と秋の2回あり、それぞれの前が美味しい時季、特に早春はタウリンやグリコーゲンが増して一年中で一番美味しくなる。

【漁獲地】愛知県が圧倒的に多く、静岡県、千葉県など、輸入は韓国、中国など。

【栄養】必須アミノ酸をバランス良く含み。ビタミンB12、ミネラル、タウリンも豊富である。

以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より

 

料理事例のレシピは、鈴木珠美シェフの料理塾「あさりのフォー」「あさりとディルのスープ」、田村良介シェフ「あさりと菜の花のワンタンスープ」、野﨑洋光料理長「あさりの酒蒸しサラダ」、濱崎泰輔シェフ「あさりとムール貝のサフラン風味パスタなどをご参考ください。