小暑_令和8年7月23日から令和8年8月6日まで
蛍狩
初夏の頃、水辺や野原の暗がりに光飛ぶ蛍は、幻想的な風景を作り出して、夏の暑さをふっと忘れさせます。
世界に生息している蛍は約2700種類で、日本国内では現在51種類の蛍が生息しているとされます。世界中で蛍が生息していないのは、北極と南極とニュージーランドの3箇所のみだそうです。
日本を代表する蛍には「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」「ヒメボタル」の三種があります。
日本で一般的に蛍といえば「ゲンジボタル」を指しています。
ゲンジボタルは、東京では6月中旬から7月下旬にかけて飛び交い。この間に交尾がなされ、メスは水辺のコケなどに卵を産みます。
「ヘイケボタル」も分布エリアは広く、南西諸島を除く日本全域に加え、千島列島や樺太、朝鮮半島から中国東北部、東シベリアにまで及びます。
「ヒメボタル」は本州、四国、九州の人里離れた山奥だけでなく、市街地近くの林に生息している地域もあります。
セミと同じように、成虫になってからは二週間ほどしか生きない蛍。夏の短い期間にしか現れぬその生態は、儚く消えるへ物の哀れを感じる日本人に古より愛でられてきました。
鳴く蝉よりも、鳴かぬ蛍が身を焦がす。
なかなか艶っぽい言葉もあります。
今回の特集は、中華料理特集「香の胡麻油 飯田徹也」とシェフの知恵は「大雨時行 胡麻油編」です。
『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹

