処暑_令和8年8月23日から令和8年9月6日まで
ぬばたま
花のヒオウギは、葉が剣状に並んで「檜扇」が開いたように見えることから名付けられました。漢名は「射干」と言います。
『万葉集』以降見られる、黒や闇、夜、月、暗き、今宵、夢、などにかかる枕詞の「ぬばたま」は、檜扇菖蒲(ひおうぎあやめ)の種子から派生した言葉です。
ぬばたまの夜渡る月にあらませば家なる妹に逢ひて来ましを(『万葉集』読み人知らず)
〈暗い夜、我が身が月となれば、愛しい女の元に会いに行けるものを〉
黒くて丸い実から闇や夜を表す言葉とされたため、夜に鳴くホトトギスを射干玉鳥(ぬばたまどり)、黒い姿のカラスもヌバタマドリと呼ばれました。
今回の特集は、韓国料理特集「韓流胡麻油 ジョン・キョンファ」とシェフの知恵は「天地始粛 ルバーブ編」です。
『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹

