美肌効果
小満の次候_「紅花栄/べにばなさかえる」この時候に「唐辛子/とうがらし」を使った料理を。
紅花栄_5月26日から5月30日
紅花栄_紅花の花が開く頃です。紅の香料を摂る花ですが、花弁は黄色です。
5月16日から18 日に浅草寺の三社祭が行なわれ、江戸に夏がやってきました。
江戸の時代、気の早い江戸っ子は、三社祭が終われば夏だと早々と浴衣を着たそうですが、これは旧暦のお話で現在の5月は、まだまだ浴衣ではちと寒いようです。
三社祭は3日間の日程で行なわれ、1日目の金曜日には浅草芸者や田楽、白鷺の舞などの「大行列」、2日目の土曜日には氏子44ヶ町会の神輿百余基による「連合渡御」、そして3日目の日曜日に本社神輿3基の「宮出し・渡御・宮入り」が行なわれます。
浅草神社は浅草寺の御本尊を祀った土師中知(はじのまつち)とその御本尊を川からすくいあげた漁師の檜前浜成(ひのくまはまなり)・竹成(たけなり)兄弟の3人を祀る神社で、「三社祭」では、この三神の神輿三基が出て浅草っ子に担がれるのです。
昔は、浅草寺ご本尊が示現された3月18日を中心とした祭でしたが、明治になってから5月に行なわれるようになりました。
唐辛子_肥満の防止に
唐辛子はナス科トウガラシ属の草木になる実の総称。中南米が原産とされる。辛いという印象があるがピーマンやパプリカ 、獅子唐辛子、万願寺唐辛子など辛さを持たないものも同類である。日本における代表的な赤唐辛子に鷹の爪があり、これを粉末にしたものを一味唐辛子。一味唐辛子に山椒の実、麻の実、胡麻などの薬味や香辛料を混ぜた物を七味唐辛子という。
【食べ方のヒント】料理の辛味付や炒め物・揚げ物に使われることが多い。、一味や七味唐辛子は、うどん・そばなどの麺類や、湯豆腐、水炊き、豚汁などの香り付や薬味、汁物の吸い口として使われる。
【保存の方法】水分の多い生の唐辛子は長期保存が難しい。よく乾燥させてから密封容器で保存する。
【旬の時期】乾燥されたものが一年中出回るが、鷹の爪は8月から10月の夏から初冬にかけて収穫される。
【産地】福岡県や兵庫県、栃木県など
【栄養】βカロテンをはじめ各種ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、辛味成分のカプサイシンは、ホルモン分泌を促してエネルギー代謝を促進させて、体脂肪やグリコーゲンを分解するため発汗作用で美肌効果がある。
以上、『旬の野菜の栄養辞典』より
料理のレシピは、野﨑洋光「白子煎りだし」「豚大根炒り煮」「鰹のたたき」髙橋有希料理長「なすのオランダ煮」「根菜団子汁」浅見健二料理長「金平羅牛蒡」山﨑美香料理長「アジの焼き味噌和え」などを参考にしてください。