豊富な鉄分で貧血予防
立冬の初候_「山茶始開/つばきはじめてひらく」この時候に「海苔/のり」を頂きます。
山茶始開_11月7日から11月11日
山茶始開_茶梅の花が咲き始める頃。音には〝つばき〟とありますが、ツバキ科の山茶花という意からです。
京嵯峨野の山が色付く頃の11月の第二日曜日に嵐山で「嵐山紅葉まつり」が開催されます。
渡月橋(とげつきょう)上流の大堰(おおい)川に數艘の船が浮かび、平安絵巻さながらの貴族装束を身に纏った人々が、船上で狂言や舞、雅楽演奏などを披露するという雅な催しで、嵐山地域の守護神である蔵王権現に感謝する行事です。「THE嵐山HP参照」
海苔_食物繊維で便秘予防
海苔_紅藻類ウシケノリ科アマノリ属の海藻で、紫紅色。日本近海には20種以上が生育、海藻の中でも味がよく手近な岩礁地帯に生えるので干潮時に摘み取りやすく、古くから食用とされてきた。江戸時代中期には、現在の四角い板状の「干し板海苔」が誕生した。
【選び方】干し板海苔は光沢があり、香りがよく、光に透かすと緑色に見えるものを。
【旬の時期】12月初めから採集し、この時期は「初摘み」と呼ばれて新海苔の材料とされる。以降。採集の回数を重ねるごとに香りも味も落ちていく。
【産地】養殖は佐賀県、兵庫県、福岡県、熊本県、宮崎県など。佐賀県の「有明海苔」や、千葉県の「木更津海苔」などがブランド。
【栄養】ビタミンとミネラル分を豊富に含む。3分の1が食物繊維で便秘に効果的で動脈硬化症や糖尿病、大腸がんなどの成人病予防にもいい。また鉄分を豊富に含むため貧血予防にも効果がある。
以上、野﨑洋光『料理上手になる食材の基本/世界文化社』より
料理のレシピは、野﨑洋光「烏賊の刺身」「太巻き寿司」「ちらし寿司」「鶏ももラーメン」髙橋有希料理長「揚げ餅の塩だし掛け」音羽創シェフ「かきと生海苔のリゾット」西沢健三シェフ「ゼッポリーネ」ジョン・キョンファ先生「キムクイ(韓国焼き海苔)」などを参考にしてください。