立春_令和3年2月3日から2月17日まで
124年ぶりの節分
今年は明治三〇(1897)年以来の2月2日が節分となりました。
なぜこの事態が124年ぶりに起こるかといいますと、太陽暦では太陽の周りを地球が一周するのが一年と定められていますが、実際に太陽の周りを一周するのに必要とされる正確な日数は365.2422日です。
1年で365日よりも0.2422日(約6時間=0.25日)多く時間をかけています。
そこで4年に一度、一年が1日少ない364日となる閏年を設けることで〈0.25日(6時間)×4年=1日/(24時間)〉調整しています。
ところがこの調整でも一年で0.0078日(0.25日-0.2422日)の11.61分の誤差が生じます。
この誤差を調整するために124年ぶりに節分が2月3日ではなく2日になりました。〈1日(1440分)÷0.0078日(11.61分)=124年)
実際にはこれだけでは細かい誤差を調整することはできず、もっと複雑な計算が必要となる様で、37年前の1984年には2月4日が節分でした。
124年に一度の生涯で一度あるかないかの2月2日の節分、皆様はどうお過ごしでしたか?
今回の特集は、中国料理特集「とろとろ中華」とイタリア料理特集「パスタパスタ その2」の2本立です。
『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹