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  2. 日本料理 Japanese

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  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

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  7. ベトナム料理 Vietnamese

中華料理 飯田徹也 料理の時候 通年料理 新着レシピ

中華粥

「よだれ鷄」
飯田徹也

3種のお米で滋味豊かに

口伝

中華粥

「日本の米」だけでも美味しい粥になりますが、今回は「もち米」の粘りと「ジャスミン米」の香りを混ぜて、日本人が苦手な感じのお粥を、美味しく食べやすくアレンジした「中華粥」をご紹介します。

3種の米を研ぐ

ボウルに「日本の米」「ジャスミン米」「もち米」を入れて、水で軽く洗う程度に研ぎます。
洗いましたら、ザルにあけて水気を切ります。

米を蒸す

水気を切った「3種の米」が入ったボウルに、米の分量の4倍の「水」を加えます。
さらに、一口大に切った「鶏もも肉」を入れ、ボウルにラップをして蒸し器で1時間半ほど蒸します。

「お粥」は炊くイメージですが、炊くと下が焦げたり、付きっきりで調理しなければなりませんので、その手間を省いて、放っておいても出来るように蒸します。
スープに近いくらい伸ばして、さらっとして、具もたくさん入れることができて、腹持ちも良い「お粥」になります。
蒸しあがりました「粥」は、小分けにして保存袋に入れて冷凍保存できます。
本日の分量(200グラム)で、およそ8食分になります。

仕上げ

鍋に「中華スープ」を入れて、食べる分量の「お粥」を加えスープを吸わせながら、くずすように温めます。
鍋底が焦げないように、よく混ぜながら温めます。
これに、ピータンや揚げパン、干し貝柱などを入れていただければ、より本格的な「中華粥」になります。
薬味を色々ご自分で工夫されると楽しい食卓になると思います。
ある程度の濃度がついて「中華スープ」と「お粥」が一体化しましたら、「塩」と「砂糖」で味を整えます。
最後に「豆乳」を加えてほのかな甘みと香りを加えます。

器に盛り、「お粥」の上に「クコの実」を載せれば〈中華粥〉のできあがりです。

 

  材料〈8食分〉

 材料

日本米  100g/もち米  50g/ジャスミン米  50g/鶏もも肉  30g/水(米の量の4倍)  800ml/中華スープ  適量/豆乳  適量/塩  適量/砂糖  適量/クコの実  1個

 

作り方

① 3種の米を合わせて軽く研ぎ、ざるにあけて水気をきっておく。

② 耐熱の容器に研いだ米を入れ、水、鶏もも肉を入れてラップをし1時間半蒸す。

③ 鍋に中華スープ、食べる分だけの②を入れ中火で混ぜ合わせる。とろみがついてきたら塩、砂糖であじをみて仕上げに豆乳を入れ

④ 器に流し、クコの実をあしらい完成。

②は小分けにして冷凍し、食べるときに解凍するとよい。

 

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