野﨑洋光
ニンニクの隠し味で箸が止まらない
口伝
新じゃがの味噌炒め
春に出る〝子芋の新じがいも〟は皮のままで美味しくいただけます。
もし小さい〝新じゃがいも〟がない場合は、普通のジャガイモを四等分なり六等分にしてお使いください。
じゃがいもを茹でる
鍋に水を入れて冷たいうちから「じゃがいも」を入れて茹でます。
冷たいうちから茹でますと火の通りが良くなります。
「じゃがいも」に竹串などがスッと入りましたら茹で上がりですのでザルなどにあげます。
練り味噌を作り炒める
フライパンに「サラダ油」を入れて中火で温め「味噌」と隠し味の「おろしにんにく」を加え混ぜ合わせます。
「にんにく」は隠し味ですので匂いなどが木になる方は調整してください。
つぎに「砂糖」を加えてなじませます。
「味噌」100グラムに対して「砂糖」は大さじ2くらいですが、甘さはお好みで調整してください。
「ねぎみじん切り」を入れ、火が通ってツヤが出てきましたら「じゃがいも」を入れます。
「じゃがいも」は温かい方が味が入りますので、冷めてしまっていたら電子レンジなどで温め直してください。
「じゃがいも」と「味噌」が焦げないように絡めれば出来上がりです。
日本の発酵の雄である味噌を使い、隠し味のにんにくを加えて食欲が増す〈新じゃがの味噌炒め〉完成です。
ご飯のおかず、酒のつまみにもなりますので是非お試しください。
材料〈4人前〉
材料 |
新じゃがいも 300g/長ねぎ 1本/ニンニク 1かけ/味噌 100g/砂糖 大さじ3/サラダ油 大さじ1 |
作り方
【下準備】
・長ねぎをみじん切りにする
・ニンニクをすりおろす
①新じゃがいもは皮つきのまま洗い、4分の1に切り、水からゆでる(竹串を刺し、スッと入るまで)。
②フライパンにサラダ油を入れ、火にかける。味噌・ニンニク・砂糖を入れて練る。まとまったらネギを入れる。
③①を入れ、味噌と絡めるようにして炒め、香ばしい匂いが出てきたら火を止め、器に盛る。
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