1. 香の胡麻油中華料理飯田徹也

  2. 土用卵和食編

  3. 玉味噌を三種

  4. 中華の甘味噌甜麺醤

  5. 和食の辛味唐辛子

  6. 落花生と落花生油

  7. 木の実使い

  8. 濱崎泰輔マンマのムール貝

  9. あさり使いⅡ

  10. 仏・伊のあさり使い

  11. 春は菜の花

  12. 薬膳春は青色食材

  1. 大雨時行 胡麻油編

  2. 半夏生 メロン編

  3. 麦秋至 梅編

  4. 菖蒲華 米麹編

  5. 蚕起桑食 アロエベラ編

  6. 蛙始鳴 ブルーベリー編

  7. 牡丹華 胡桃編

  8. 玄鳥至 ムール貝編

  9. 雀始巣 たらの芽編

  10. 霞始靆 芥子菜編

  11. 草木萌動 苺編

  12. 魚氷上 滑子編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

小暑

小暑_令和6年7月6日から令和6年7月20日まで

五色の素麺

明日は七夕ですが、七夕には五色の素麺を供したり、やはり五色の糸で裁縫の上達を願ったり、やはり五色の短冊に願い事を書いたりします。

この糸や短冊・素麺の五色には、中国から渡った「陰陽五行説」の思想の大きな影響があります。
世の中の万物すべてが〈木火土金水/もくかどごんすい〉から出ずるという五行説には、それぞれに、色と方角と季節、それを守護する動物が定められています。
木=緑(青)-東-青春-青龍
火=赤-南-朱夏-朱雀(すざく)
土=黄-中央-土用-麒麟
金=白-西-白秋-白虎
水=黒-北-玄冬-玄武(げんぶ・亀)
古代中国の皇帝はすべての中央に君臨する者として、その衣服は黄(金)色であり、調度品や建物に幻獣麒麟が多く描かれているのはこのためです。
また、「君子は北辰す(北を背にして座す)」という言葉があり、〝北〟を背にすれば正面は〝南〟、右が〝西〟、左が〝東〟となります。
この位置関係では太陽が東〝左〟から昇り、西〝右〟に沈むため、席の配置や並びの際の「左を上位」とする考えの根拠のひとつとされています。ちなみに西洋世界は「右が上位」と反対になります。

また、馴染みのあるものに、五色のわかりやすい例があります。
それは大相撲の土俵で、上から吊られた幕の東・西・南・北の四方から順に緑・白・赤・黒の房が垂れ、真ん中に土(黄)俵があります。
また東の横綱が正横綱で、西の横綱よりも上位となり、大関以下も同様、左のほうが番付上位となるのです。

改まった席での上座と下座、上位・下位の席順はビジネスの上でも役立ち、知っていて損はありません。

今回の特集は、フランス料理特集「フレンチのローリエ使い」とシェフの知恵は「菖蒲華 月桂樹編」です。

『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹