啓蟄_令和8年3月5日から令和8年3月19日まで
春一番
二月二十三日、日本気象協会 は「春一番」が吹いたことを速報で発表しました。「春一番」は二年ぶりのことだそうです。
「春一番」の定義は、立春から春分の間に、日本海で低気圧が発達することで起きた南風のうち、一番最初に吹いたものとされています。
「春一番」が吹くと急に梅の蕾もふくらんで春めいてきます。
日本は風の国とも言われますが、この場合〝風〟は単なる空気の移動の自然現象だけではなく、風土、風景、風光といった目に見えるものと組み合わさって、その地域の特性や気候、地形、地味などを現します。
『字通』によれば、風の字の源は〝鳳〟であり、「風は鳳=風神として、その地に風行して風気・風土をなし、人がその気を承けて風紀・風格・気風をなす」とあります。
また〝風〟は病の名、風邪・痛風・風疹・中風などにも使われますとおり、〝風〟は人間の体内を流れるものでもあります。
〝風〟は風神として、生命力の代名詞であり、地域の特性や気風を運び形作るものでもあります。そして日本にとって〝神風〟ともなります。
今回の特集は、あさり料理特集「仏・伊のあさり使い」とシェフの知恵は「草木萌動 苺編」です。
『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹

