鷹乃学習_令和元年7月17日から7月22日まで
小暑の末候は〈鷹乃学習/たかわざをならう〉です。
5月から6月にかけて孵った鷹の雛が、巣立ちの準備をする時期です。
飛び方や、餌の取り方を親鳥から習い、独り立ちの術を学びます。
またこの時期は「土用の入り」でもあります。
「夏の土用」は立秋の前の18日間となります。
本来土用は、立春・立夏・立秋・立冬の前の各18日間を指すものですが、現在では「夏の土用」のみを指すようになりました。
この期間の丑の日を特に〝土用の丑の日〟と呼んで、夏の盛りの日に夏バテしないように栄養価の高いものを食べる習慣があります。
土用の食べ物としては〝鰻〟が有名ですが、他に〝土用餅〟〝土用蜆(しじみ)〟〝土用卵〟などがあります。
料理塾の〝土用の卵料理〟といたしまして「神宮前/エックス山下敦司シェフ」の〈ウフミモザ〉〈卵と生ハムのコンソメゼリー寄せ トリュフの香り〉をぜひお試しください。
『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹