「ラ・タルタルギーナ」
濱崎泰輔
南イタリアのマンマの味を召し上がれ!
口伝
オレキエッテ ピアット ディ フォッジャーノ
Orecchiette Piatto di Foggiano
オレキエッテOrecchiette の生パスタを使ったパスタをご紹介したいと思います。
※オレキエッテの生パスタの作り方はこちらをご覧ください。
このパスタは私が一番最初に修行した北プーリアのフォッジャという街で教わったパスタで、「ピアット・ディ・フォッジャーノPiatto di Foggiano」〝フォッジャの街のお皿〟と云う名の私の思い出深い一皿です。
ソースを作る
「にんにく」を包丁の背で潰します。
茹でた「じゃがいも」を扇形に切ります。
「オリーブオイル」を敷いたフライパンに「にんにく」を入れ、早い段階で火を入れてしまうと「にんにく」が焦げてしまいますので、最初は中火で「オリーブオイル」香りを移します。
「オリーブオイル」がフツフツしだしましたら火加減を弱火にして、「にんにく」がキツネ色になりましたら、火を止めて「にんにく」を取り出します。
次に「ミニトマト」を火にかけてソテーしトロッとさせたものを加え弱火で炒めます。
パスタを茹でる
ソースを炒めている間に、水に対して10%の塩分濃度の湯の鍋に、「オレキエッティの生パスタ」、切った「じゃがいも」「ベビーリーフ」を入れて一緒に茹でます。
「生パスタ」は茹で上がるのが早いので茹で過ぎに注意しながら茹でます。
「パスタ」は食べながら茹で加減をみてください。大体「パスタ」が湯の表面に浮いて来ましたら、茹で上がりのサインです。
茹で汁をよく切って、フライパンの「ソース」と絡めます。
炒めると云うよりは「ソース」と和えると云う感覚です。
「ソース」と「パスタ」が絡みましたら皿に盛り、ヤギと羊のチーズ「カチョリコッタチーズ※」を上からかけて出来上がりになります。
※カチョリコッタ・チーズCacioricotta_プーリア地方の硬質リコッタチーズ、アブルッツォ地方にはレモンとコーヒー豆を調味料に使った同じ名の独特の風味のものもある。
チーズは他のものでも構いませんので、色んな味をお試しになって楽しんでください。
生パスタで作ったマンマの味〈オレキエッテ ピアット ディ フォッジャーノ〉完成です。
材料〈1人前〉
材料 |
オレキエッテ 60g/じゃがいも(茹でたもの) 1個 |
※オレキエッテの生パスタの作り方はこちらをご覧ください。
作り方
① じゃがいもを5mm幅くらいに切る。
② フライパンにEXバージンオリーブ油とニンニクを入れて火にかけ、ニンニクがきつね色になったら取り除く。そこへミニトマトを入れる。
③ オレキエッテ、ベビーリーフ、じゃがいもを一緒にゆでる。(上にパスタが上がってくる位)
④ ③を②と合わせ、からめて皿に盛り、上からチーズをかける。
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