1. フレンチで春野菜

  2. 春中華

  3. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  4. 白菜使い

  5. 古賀純二のソース

  6. 基本の出汁野﨑洋光

  7. 雑煮 三題

  8. 江戸のおせち壱山﨑美香

  9. 江戸のおせち弐山﨑美香

  10. 濱崎泰輔マンマのトマトソース

  11. 髙橋雄二郎のソース

  12. 音羽創のソース

  1. 雀始巣 浅葱編

  2. 桃始笑 独活編

  3. 土脈潤起 鱵編

  4. 東風凍解 小松菜編

  5. 款冬華 カリフラワー編

  6. 芹乃栄 白子編

  7. 鱖魚群 青梗菜編

  8. 閉塞冬成 ローズマリー編

  9. 金盞香 水菜編

  10. 楓蔦黄 キャベツ編

  11. 水始涸 舞茸編

  12. 霜始降 木耳編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

芒種

芒種_令和4年6月6日から令和4年6月20日まで

稽古始め 

芒種_穀雨が満たした田畑に種や苗を捲く時候です。

昔から芸事は、六歳の六月六日に稽古を始めると上達すると言われています。
これは片手で指を下りながら数を数えると、〝六〟はの時は小指を立てるため、「子が立つ」と縁起が良いという説があります。
あるいは、世阿弥の『風姿花伝』に、芸は数えの七つ〈満六歳〉から始めるのが良いと、書かれていることも理由のようです。

私は芸事と全く関わりのない一般庶民ですので、六歳で稽古を始めるということはありませんでしたが、能や狂言、歌舞伎、日本舞踊といった家系には、この慣習が残っているようです。
幼い頃から幾度となく型を繰り返して身に染み込ませ、時に、その殻をやぶること〝型破り〟で、その演者の芸事が培われるのでしょう。

料理人はもう少し歳が行ってから修行を始めますが、やはり、日々の研鑽の末に自分の料理を確立させます。

ありがたいことに、我々は、のほほんとその料理をいただくのが役目です。

今回の特集は、韓国料理特集「ジョン・キョンファの夏の一皿」とシェフの知恵は「麦秋至/烏賊編」です。

『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹