1. フレンチで春野菜

  2. 春中華

  3. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  4. 白菜使い

  5. 古賀純二のソース

  6. 基本の出汁野﨑洋光

  7. 雑煮 三題

  8. 江戸のおせち壱山﨑美香

  9. 江戸のおせち弐山﨑美香

  10. 濱崎泰輔マンマのトマトソース

  11. 髙橋雄二郎のソース

  12. 音羽創のソース

  1. 雀始巣 浅葱編

  2. 桃始笑 独活編

  3. 土脈潤起 鱵編

  4. 東風凍解 小松菜編

  5. 款冬華 カリフラワー編

  6. 芹乃栄 白子編

  7. 鱖魚群 青梗菜編

  8. 閉塞冬成 ローズマリー編

  9. 金盞香 水菜編

  10. 楓蔦黄 キャベツ編

  11. 水始涸 舞茸編

  12. 霜始降 木耳編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

秋分

秋分_令和4年9月23日から令和4年10月7日まで

女郎花

秋分_お彼岸です。先祖の墓にお萩などをお供えして、その御霊を祀り感謝する時です。遠方に墓があり、お参りがなかなか難しい人も多いと思いますが、しばし手を合わせ思いを馳せるのもよろしいかと思います。

秋の七草に「女郎花/オミナエシ」があります。その名は、黄色で小さく可憐な花弁の姿に、白色の「男郎花/オトコエシ」に対して付けられたという説がありますが、小さな黄色い花を〝粟飯〟にたとえた〝女飯/おんなめし〟がなまったものとする説もあります。
また「女郎花」にまつわる話に、むかし平城天皇(へいぜいてんのう/806から9年頃)のころ、小野頼風(よりかぜ)という男が京の女と契りを結んで将来を約束しましたが、男は約束を破り故郷の近江八幡に帰ってしまいました。女は頼風を追いますが、彼に妻がいることを知り、世を儚(はかな)んで身につけていた山吹色の衣を脱いで川に身を投じます。やがて朽ちた衣から黄色い花が咲き、それが「女郎花/オミナエシ」であるというものです。
この物語から能楽・謡曲の『女郎花』は作られました。

今回の特集は、フランス料理特集「音羽創 秋の一皿」とシェフの知恵は「雷乃声収 グリンピース編」です。

『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹