冬至_令和4年12月22日から令和5年1月5日まで
ボロ市
冬至_古代では、陽が一番短いこの日より徐々に陽が伸びていくということから、一年の始まりとしていた時代もあるようです。
12月の15日と16日に世田谷ボロ市が3年ぶりに無事開催されました。
430年以上続いてきたボロ市もコロナ禍には勝てませんでした。
ボロ市とは古着やわらじになえこむ〝ボロ〟が売られたことからその名が付いたと言われています。
最盛期は、関東大震災直後の頃で2000軒に及ぶ店が出店していたそうです。
当時は芝居小屋なども出るなどして『祭り』の要素も強かったようです。
その頃に比べると規模は小さくなりましたが、それでも現在700軒が出店しています。
ボロ市名物は、その場で搗いた餅にあんこ、きなこ、からみ(おろし)をまぶした「代官餅」です。
今年も購入の列は長く、2時間半待ちの人もいたそうです_味というよりは縁起物ということでしょう。
世田谷ボロ市は来年1月の15日16日にも開催されます。
今回の特集は、日本料理特集「山﨑美香 冬至に豆腐」とシェフの知恵は「 鱖魚群 豆腐編」です。
『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹