1. 暖か料理に海苔を添えて

  2. 中華黒酢の風味

  3. 秋に梨を味わう

  4. 昆布を味わう

  5. 韓流胡麻油ジョンキョンファ

  6. 胡麻油ベトナミーズ鈴木珠美

  7. 土用卵和食編

  8. 香の胡麻油中華料理飯田徹也

  9. 玉味噌を三種

  10. 中華の甘味噌甜麺醤

  11. 和食の辛味唐辛子

  12. 落花生と落花生油

  1. 霜始降 柿編

  2. 菊花開 栗編

  3. 玄鳥去 和梨編

  4. 草露白 昆布編

  5. 天地始粛 ルバーブ編

  6. 涼風至 マンゴー編

  7. 半夏生 メロン編

  8. 大雨時行 胡麻油編

  9. 麦秋至 梅編

  10. 菖蒲華 米麹編

  11. 蚕起桑食 アロエベラ編

  12. 蛙始鳴 ブルーベリー編

  1. 日本料理 Japanese

  2. フランス料理 French

  3. イタリア料理 Italian

  4. 中華料理 Chinese

  5. 韓国料理 Korean

  6. ベトナム料理 Vietnamese

白露

白露_令和3年9月7日から9月22日まで

錆鮎

白露—草木に宿る朝露が白く光る頃
昼間暖かく、夜涼しい初秋には草木に朝露が降りやすくなります。
その朝露が緑の葉にキラキラと白く光る様は、静謐な朝のひと時を清々しいものとします。

秋に川で産み落とされた鮎の卵は、十日ほどで孵り〝稚鮎〟となって海へと流されます。
稚鮎は冬の間を海で過ごし〝若鮎〟となる春に川を上りますが、川上に至るとそこで夏を過ごします。
夏が秋となり雌が卵を抱える頃に今度は川を下り始めます。
この川を下る〝落ち鮎〟の背には錆のような模様が出ますので〝錆鮎〟とも呼ばれます。やがて川下で産卵した鮎はその命を落とします。
鮎の一生は、秋に卵から孵り、冬を経て春になると川上へ、さらに秋を迎えて川下で産卵して命を終えるという春夏秋冬の一年の期間の中で繰り返されます。
鮎のようなサイクルの生態系を持つ魚は、植物の一年草と同じように〝年魚〟と呼ばれます。
初夏の塩焼きの若鮎も良いですが、秋の錆鮎の煮浸しの滋味もまた格別なようです。こうして人は自然の営みの中から命を戴いています。

今回の特集は、中華料理特集「慈華の肉料理」とシェフの知恵「中華三種のドレッシング」です。

『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹