この時候の花に菊があります。
菊は桜とともに日本の国花とされてきました。
菊は平安時代に中国から渡来したと考えられていて、中国では君子の花と讃えられていたため、日本でも宮中で好まれました。
庶民の間で菊が愛好され出したのは江戸時代で、菊の栽培が盛んに行なわれました。
鎌倉時代の後鳥羽上皇が菊紋を殊の外好んだため、以後天皇家ではたびたび菊紋を用いましたが、十六花弁の菊の紋が正式に天皇家の御紋となったのは明治4(1871)年のことで、意外にその歴史は浅く、これ以降に皇室以外での使用が禁じられたのでした。
今回の特集は、きのこ料理特集「きのこの味覚 榎茸」とシェフの知恵は「鴻雁来 榎茸編」です。