小満_令和6年5月20日から令和6年6月4日まで
薫風
日本の四季にはそれぞれの季節風があります。
春を運んでくる東風(こち)、秋の稲穂を揺らす色なき素風(そふう)また秋にやってくる台風を野分(のわき)、冬の寒さを一層感じさせる凩(こがらし)山から吹き下ろす空っ風(からっかぜ)のおろし、そして夏に萌える緑の香りを運ぶ薫風(くんぷう)です。
薫風の別名には「風薫る」「風の香」などがあり、新緑の息吹と香りを含んで流れます。また、野の草花が揺れて煌めいているさまを「風光る」と呼びます。
また若葉の頃に吹く強い風を「青嵐(せいらん)」、実った麦の穂を揺らす「麦嵐(むぎあらし)」「麦の秋風」とも呼びました。
風に季節の兆しや気配を読んで先人たちは愛でてきました、窓を開け、表に出て流れる風を肌で感じましょう。
今回の特集は、フランス料理特集「フレンチでブロッコリー」とシェフの知恵は「麦秋至 鮎編」です。
『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹

