小満_令和7年5月21日から令和7年6月4日まで
呉藍_くれない
小満の次候は「紅花栄」で、畑に紅花の花が咲く頃です。
赤色を染める代表的な染料のひとつである紅花は、エチオピアからエジプトあたりが原産地とされるキク科の植物です。
日本にはおそくとも二世紀ころには、中国南北朝時代の呉(くれ)国から渡来していたとされています。
そこから「呉藍(くれのあい)」と称され、それが「くれない(紅)」に転訛しました。
これは当時染料を総称して藍と呼んでいたためです。
紅花は初夏のこの時期に黄赤色の花を咲かせ、七月から八月にかけて収穫しますが、紅花にはトゲがあるので、摘み取り作業は朝露でトゲがやわらかくなる早朝に行なわれます。
やはり、美しいものにはトゲがあるのです。
今回の特集は、日本料理特集「一味と七味の香を効かせて」とシェフの知恵は「紅花栄 唐辛子編」です。
『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹

